意外な動物も!奇蹄目(きていもく)の仲間たち

2019/06/03

カテゴリ:色々なはなし / Pacallaオリジナル

こんにちは!Pacalla編集部です。
皆さんは『有蹄類(ゆうているい)』という動物の分類をご存じでしょうか?
有蹄類とは蹄(ひづめ)を持つ動物たちのこと。そして、この有蹄類は、指の数が奇数の奇蹄目(きていもく)と、偶数の偶蹄目(ぐうていもく)に分けることができます。
≫有蹄類について詳しくはこちら

皆さんおなじみのサラブレッドたちは、指の数が1本ですから『奇蹄目』に属しています。今回はこの『奇蹄目』には、どんな動物たちが属しているのか調査してみました!

 

奇蹄目の別名は『ウマ目』!

まずはご想像の通り、ウマ科の動物たちからご紹介。ウマ科の動物たちは、指の数が1本の奇蹄目です。ちなみに奇蹄目は、別名『ウマ目』とも呼ばれるそう!

ウマ
サラブレッドはもちろん、体の小さいポニーやドサンコからばんえい競馬の日本輓系種まで、一般的に『ウマ』と呼ばれている動物は奇蹄目に属しています。
≫日本輓系種についてはこちら
≫ポニーについてはこちら

ロバ
アフリカノロバやポワトゥーロバ、カタランロバ、モウコノロバなどの種類がいます。
非常にウマと近い遺伝子を持ったロバたちも、やっぱり奇蹄目。

シマウマ
グレービーシマウマ、サバンナシマウマ、ヤマシマウマなど。名前には“ウマ”がつきますが、実はウマよりもロバに近い動物で、一般的なウマやロバよりも気性が荒いそうです。

 

ウマとはかけ離れた見た目のサイも、実は奇蹄目

皮膚は非常に分厚く硬質で、鋭い角を持つサイ。ウマとは一見かけ離れた動物に見えますが、サイも実は奇蹄目に属する動物です。
しかし、ウマやロバと蹄の形は異なり、1本指ではなく3本指の奇蹄目になります。

サイ
反芻類の進化に押されて衰退。また人間の乱獲などにより絶滅の危機に陥っているサイ。
現存するのはシロサイ、クロサイ、スマトラサイ、インドサイ、ジャワサイの5種のみとなっています。

 

4本指(偶数)…?に見えるけど奇蹄目のバク

奇蹄目の動物はその名の通り、奇数の指を持つ動物を指しますが、例外の動物が存在します。それはバクです。バクの指は前脚が4本、後脚が3本!
ですが、奇蹄目に分類されています。

バク
マレーバク、ヤマバク、ベアードバクなど。分子系統学という学問では、バク科はサイ科と姉妹群と言われており、ウマからは少し離れた動物だそうです。

 

現存する奇蹄目は、ウマ科・サイ科・バク科の3科のみ

実は、この奇蹄目。現存する動物は今回ご紹介したウマ科、サイ科、バク科の3科しか生き残っていないそう。

奇蹄目は5,600万年前から2,300万年前頃に非常に栄えましたが、その後地球の寒冷化によって多くの種が絶滅。さらにシカ・キリン・ウシ・ヤギ・ヒツジなどのウシ亜目の繁栄に押され、どんどん衰退してしまったそうです…。

・・・ということは、普段、私たちが競馬場でよく見ている馬たちも、哺乳類の繁栄と衰退という観点から見ると、非常に貴重な動物を見ていることになるんですね…!

 

 


いかがでしたか?
有蹄類の見分け方や特徴について、もっと詳しく知りたくなった!という方は、こちらの『有蹄類(ゆうているい)の見分け方』の記事もぜひご覧ください。

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