引退後はどこへゆく?! ロディ第2の馬生とは

2023/07/06

カテゴリ:Pacallaオリジナル

 

こんにちは! Pacalla編集部です。突然ですが、読者の皆さんは下図のキャラクターをご存じでしょうか?
以前、『ロバ?ウマ? 子どもたちにも大人気! RODYの正体って??』というPacallaの記事をご覧になった方はご存じかと思いますが、こちらは馬型の子ども向けバランスボール『ロディ』といいます。実はこのロディちゃん、Pacalla編集部でも「もくしでつなくプロジェクト」「ロディのぴょんぴょんレース」といったイベントで活躍してもらっているんです。

そんなロディたち、来年には生誕40周年を迎えるんだそう! これまでたくさんお世話になっているロディのアニバーサリーに向けて、Pacallaでも応援コンテンツを何度かに分けて発信していきたいと思っています。

この記事を最後まで読んでいただいた方には、素敵なプレゼントも!

 

◇◇◇

 

さて、ロディ応援企画の第1弾は『引退後はどこへゆく?! ロディ第2の馬生とは』をお届け! 子どもたちが成長し、遊ばなくなったロディたちはいったいどんな道を歩むのでしょうか…? 日本唯一のロディ正規代理店であるJAMMYさんにお話を伺いました。

 

ロディの第2の馬生とは…?!

 

JAMMYさんにお話を伺いました!

 

―今日はよろしくお願いします! さっそくですが、子どもたちが使わなくなったロディには『第2の馬生』が待っている…と聞きました。これは一体どういうことなんでしょうか?

 

JAMMY佐藤さん(以下、佐藤):こちらこそよろしくお願いします。弊社ではロディで遊んだ子たちが成長し、次の世代の子どもたちへつないでいく、『リユースプロジェクト』というものを行っているんです。

 

―引退したロディたちが、また別のお子さんのもとで使われるということでしょうか?

 

佐藤:そうですね。乗用ロディは、多くのお子さんが小学校に入る手前で卒業してしまうので、そういった使わなくなったロディを回収し、クリーニングなどを行って、保育園などの施設に寄付しています。

 

―Pacallaでもイベントなどでロディにお世話になっていますが、ロディってかなり耐久性がある印象です。確かに、そのまま捨ててしまうのはもったいないですね。これはSDGsの取り組みの一環といったことなんでしょうか?

 

佐藤:実は、SDGsの活動が盛んになる前から、ロディを児童施設などに寄付して、その良さを広めていく活動は行っていたんです。ロディが欲しくても、なかなかおうちで買ってもらうのは難しい、身近にロディが無い…。遊ぶ機会がなければロディの良さも知ることができないので、まずたくさんの子どもたち、子育て中のパパやママに、ロディを使ってもらいたい、そういった考えから始まりました。

その活動とSDGsの考え方が世界で広まって行くタイミングがちょうど重なりました。そこで、ロディとしてはどんなことができるのか? どういったアクションを起こせるのか? ということについてもブランドとして考えました。

 

―なるほど! そういうことだったのですね。SDGsには17個の目標設定されていますが、その中でロディに当てはまるものはありましたか?

 

佐藤:はい。私たちはSDGsの目標の中から、「すべての人に健康と福祉を」「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「つくる責任つかう責任」の3つに着目しました。現時点で、ロディをリサイクルして、なにか他のモノに生まれ変わらせることはまだまだ難しいのですが、ブランドとして生産量を見極めていくこと、生産した後の責任をしっかりと取っていくことにまずは力を入れていこうと。
使わなくなったロディを捨ててしまうのではなく、まだ使えるロディは回収して寄付することでお互いに温かい気持ちになって、世の中に笑顔が増えればいいなと思っています。

 

 

―引退したロディたちにはまだまだ重要な任務が残っているんですね! さて、ここからは実際にリユースプロジェクトに参加するにはどうしたらいいのか聞いていきましょう!

 

ロディを箱や袋に入れて、JAMMYに送ろう!

-ここまでのお話を聞いて、読者の中には「うちで眠っているロディも寄付したい!」と思った方もいるかもしれません。子どもが卒業したロディをプロジェクトで使ってもらうには、具体的にどうしたらいいんでしょうか?

 

佐藤:まず大掃除や子供部屋のお片付けで、もう使わないな、うちの子どもにはもう小さいかな…、捨てようかなと思われたら、ご自宅にある箱や袋などにロディを詰めて送っていただくだけでOKです!

 

-袋でもいいんですね! それはありがたいです。

 

佐藤:ロディはたたむと小さくなるので袋でも大丈夫ですよ。また、一部の「ロディの歯医者さん」でも回収しています。今後は回収場所をもっと増やして、気軽に寄付してもらえる環境を整えていきたいと考えています。

 

 

―確かに回収ボックスなどがあると、プロジェクトへの参加ハードルがぐっと下がりますね!

 

ロディを寄付したい方はこちら

※リユースできるのは乗用ロディのみとなります
※送料はご負担いただく形となります

 

安心して遊べるように! ロディを検品&クリーニング


点検・クリーニングが終わって天日干しにされるロディたち

 

―リユースといっても子どもたちが使うものですから、安全面や衛生面なども気になるところです。このあたりはいかがでしょうか?

 

佐藤:送っていただいたロディがJAMMYの倉庫に到着したら、スタッフがひとつひとつ手作業で空気を入れてチェックします。穴が空いていないか、破れる可能性がないかなどを確認しながら、お湯できれいに拭いていき、とくに汚れている部分は中性洗剤で拭き取ります。

 

―ひとつずつ手作業とは! なかなか大変そうです。落書きなどがあるちょっとクリーニングが大変そうなロディなんかもいたりしませんか?

 

佐藤:はい、子どもたちの落書きが残っている状態で送られてくることもあります。倉庫スタッフからは子どもたちがロディを使ってきた、一緒に育ってきた歴史が刻まれているようでほっこりするといった声も聞こえてきますよ。

 

\実際にPacalla編集部もクリーニングをしてみました!/

1頭1頭手作業で検品し、キレイにしていくのはなかなか大変…。でもこういった作業を丁寧にやっているからこそ、リユースでも子どもたちが安心して遊べるんですね!

 

プロジェクトに応募してくれた施設にプレゼント!

 

―検品やクリーニングをして、準備が整ったロディたちの行先はどのような形で決まるのでしょうか?

 

佐藤:リユースロディを使いたいという施設の方から、専用のメールフォームでご応募をいただきまして。その中から抽選で当たった施設に3頭ずつプレゼントしています。現在は全国20カ所でリユースロディが活躍中です。

 

―そうやって、日本全国の保育園・幼稚園・児童館などの施設へ贈られているんですね。今回は実際にリユースロディを受け取り、活用されている岡山県の『里山里海交流館しんぴお』さんと福岡県遠賀町の『おんがみらいテラス』さんからもメッセージをいただきました。

 

岡山県の『里山里海交流館しんぴお』 

多目的ホールを使ったイベントを探していたところ、昨年の12月にロディヨガ教室をたまたま知って開催したのがきっかけです。はじめは、ロディヨガ教室だけで考えていたのですが「ロディを中庭に置いておくだけでも楽しいですよ」とインストラクターの先生から教えていただいたんです。最初はレンタルで10匹くらい外の広場に置いておいたら、レストランに来客された際に食事が終わった子どもたちがたくさん集まってきて、喜んで遊んでいる姿が見られました。『これはいい!』と思いました。そしてこのリユースプロジェクトを知って、それであれば応募してみよう、ということになったんです。今は、リユースロディプロジェクトでお送りいただいたロディちゃん3匹を、レストランからも見える広場に置いています。子どもとパパママがロディで楽しんでいるところをおじいちゃん、おばあちゃんが見守っているような光景が見られます。子どもたちはロディで遊ぶと、また行きたいと言ってくれているようです。

(古民家レストラン「ほたる庵」代表 加戸様)

 

福岡県遠賀町『おんがみらいテラス』

『おんがみらいテラス』は2023年4月に福岡県、遠賀町の新たな交流施設としてできた施設です。その中の「すくすくエリア」には「地域子育て支援広場ぐっぴい」があり、未就学児の子どもたちが、複合遊具やさまざまなおもちゃで遊ぶことができます。ロディがやってきて、乳児はロディに抱きついてスリスリし、気持ちよさそうにしています。年上の子は、ロディにまたがって競争しています。赤いロディは消防車、白いロディは救急車に見立てて遊んだりも。子どもたちの遊びの幅は無限大です。

遠賀町では、SDGsや「リデュース、リユース、リサイクル」である3Rを推進し、ごみの減量や分別、リサイクルはもちろん、さまざまな事業に取り組んでいます。今回のリユースプロジェクトでやってきたロディをきっかけに、遊戯室で遊ぶ子どもたちには物を大切にする気持ち、大切にすれば繰り返し何度でも使うことができるということを知ってもらいたいです。未就学児が対象の遊戯室なので、まだまだ難しいかもしれませんが、小さい頃から遊びの中で環境について考えるきっかけができれば、いつか環境問題を解決する行動につながっていくのではと思います。

(地域子育て支援広場ぐっぴい担当 丸谷様)

 

ロディを受け取りたい施設の方はこちら

 

引退したロディの余生はとっても充実していそうだった!

 

一度は役目を終えたと思われたロディたち。「使わなくなったら捨てる」はもうやめよう、という一人ひとりの心がけとJAMMYさんの努力によって、子どもたちの笑顔につながる素晴らしい余生を送っているようです。この記事を読んでくださった皆さんのお手元にも、使われなくなったロディはいませんか? ぜひ、次世代の子どもたちへ、ロディをつないでいきましょう。

 

<プレゼント企画>

今回はJAMMYさんのご厚意でロディとPacallaのコラボ壁紙を皆さんにプレゼントできることになりました! この記事でしかダウンロードできない、リユースロディオリジナル壁紙です。ぜひ使ってくださいね。

 

pacalla×RODY オリジナル壁紙第1弾

PC版 ダウンロードはこちらから(サイズ1920px×1080px)≫

 

pacalla×RODY オリジナル壁紙第1弾

SP版 ダウンロードはこちらから(サイズ1080px×1920px)≫

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