ロバ？ウマ？子どもたちにも大人気！ RODYの正体って？？

2018/12/30

カテゴリ：色々なはなし / Pacallaオリジナル

こんにちは！Pacalla編集部です。
皆さんはロディってご存じですか？「見たことある！」「知っている！」という方も多いのではないでしょうか。

Pacallaでも『もくしでつなぐプロジェクト』という、春に生まれてくるサラブレッドの仔馬に装着するもくし（無口頭絡）を手作りするワークショップを行う際に、仔馬のモデルとしてロディには大変お世話になっています。

ロディ

先日、競馬場の内馬場芝生エリアでワークショップ開催をしたときには、ロディがいるだけで子どもたちが集まってくるという、うれしい事態に！！

でもロディって、とってもかわいいけれど馬なの？ロバなの？耳が長いしウサギじゃない？なんて言う人も…。

そんなわけで！今回、Pacalla編集部は日本唯一のロディ正規代理店であるJAMMYさんご協力のもと、ロディの正体について調査してみました。

イタリア出身！開発したのは有名バランスボールメーカー

バランスボール×ロデオ
実はロディ、正真正銘のイタリア生まれ！
イタリアにあるレードラプラスティック社という、有名バランスボールメーカーによってロディは開発されました。

レードラプラスティック社は、バランスボールにうまく乗れない子どもたちの様子を見て、小さい子でも安全に乗ることができるバランスボールを開発できないかと考えていました。
そこで、ロデオからインスピレーションを受けて生まれたのが馬型のバランスボール、ロディだったのです。

ロディの定番カラーは黄色のイメージですが、最初に制作されたカラーは赤だったそう。
当初は赤・黄・青の3色展開でしたが、現在は10色のカラーバリエーションに加えて、限定カラーなど幅広いラインナップとなっており、近年では控えめなカラーが人気です。

初代ロディ

まるっとしたフォルムがキュートなロディ。その馬体（？）の秘密

図解ロディ
『ロディ』という名前の印象と、丸いボディ。
そして大きな耳のイメージから子どもたちにはロバと間違えられてしまうこともしばしば…というロディですが、前述の通りロディの正体はバランスボール。
そのためロディの体は、丸いフォルムの集合体で設計されています。
また耳が大きいのは、子どもたちがしっかりつかまることができるようにという安全への配慮。
耐荷重性も非常に高く、なんとこの小さな馬体で200kgまで耐えることができるそう。
これはサラブレッドもびっくりです！
このように、ロディの小さな体にはバランスボールメーカーのこだわりが詰まっているのです。

子どもたちのバランス感覚、体幹トレーニングに

ロディはバランスボールですから、実際に子どもたちが乗って遊んでいくなかで、早期段階から平衡感覚や力の調整、正しい姿勢と筋緊張といった経験をすることができます。
また『RODY YOGA』という、ロディを使ったキッズヨガ教室も展開されており、通常のヨガでは飽きてしまう子どもたちも、ロディと一緒なら楽しくヨガに取り組んでくれるのだそう。

小さい頃からロディで遊んで体幹を鍛えておけば、お子さんがもし将来『ジョッキーになりたい！』と言い出したときにアドバンテージになっちゃうかも！

▼RODY YOGA(ベビーヨガアソシエイト)
http://rody-yoga.jp

さまざまなアーティスト、ブランドとのコラボも！

ロディコラボデザイン
ロディはバランスボールとしてだけではなく、キャラクターとして大人にも大変な人気があります。
そのため、子供向けのおもちゃやベビーグッズなどはもちろんですが、有名作家とコラボレーションした九谷焼のインテリアや、企業コラボのノベルティなどさまざまな展開がされています。
ローソン限定の伊藤園とロディのコラボデザインとなったトートバッグは、即完売になるほどの人気だったとか。

また最近では、100円ショップでもオリジナルアイテムが発売され大人気に。
ロディのミニフィギュアやステーショナリー、タオル類などたくさんの商品が店頭に並んでいます。

実はロディ、競馬にもゆかりがあった！

有馬記念限定ロディ
実はロディ、なんと競馬業界とも縁があったんです。
過去にはJRAとコラボレーションもしており、有馬記念バージョンのロディが限定生産され、抽選で4000名にプレゼントされたそう。
いつものカラフルなロディとは打って変わって、リアルな毛色のロディには本家ロディにはない『たてがみ』も生えています！