第18回アジア競技大会 馬術競技まとめ!

2018/09/04

カテゴリ:Pacallaオリジナル

競馬ファンの皆さん、こんにちは。
今年の夏はすこぶる暑かったですね…。
夏競馬の調子はいかがでしたか?

さて、8月は気温だけではなく、馬術界にとっても熱~い夏となりました。
8月20日~30日の間、インドネシアのジャカルタで開催された第18回アジア競技大会。

アジア競技大会は、アジアオリンピック評議会(OCA)が4年に一度開催する大会で、「アジア版オリンピック」とも言われています。

その大舞台で、馬術日本勢はたくさんのメダルを獲得!

今回は普段は競馬に夢中で馬術のことはちょっと…という方に向けて、各馬術種目の簡単な説明と共に、競技結果を振り返ってみます!

 

馬場馬術

長方形の馬場のなかで、常歩・速歩・駈歩の3種類の歩様を用い、馬にステップを踏ませたり、図形を描かせたりする競技です。
決められた技(運動)を取り入れて行う規定演技と音楽に合わせて行う自由演技があり、複数の審査員が演技の正確性や芸術性を採点するため、よくフィギュアスケートに例えられます。
本アジア競技大会では1994年の広島開催から24年ぶりの金メダルを獲得
個人戦では表彰台にあと一歩の第4位入賞も。

 

▼第18回アジア競技大会の結果(敬称略)

団体:

第1位)日本

高橋正直&ファブリアーノ58/照井駿介&アリアス・マックス/佐渡一毅&ジュース/黒木茜&トゥッツ

個人:

第4位)照井駿介&アリアス・マックス

第9位)高橋正直&ファブリアーノ58

 

総合馬術

総合馬術は、前述の『馬場馬術』のほか『クロスカントリー』『障害馬術』という3種目を同一人馬で3日間をかけて戦い、3種目の減点合計が少ない人馬が上位となります。
メイン競技である『クロスカントリー』は生垣や池などの障害物が設置された、6kmを超えるコースを駆け抜けます。
ハードなクロスカントリー競技の翌日は、獣医師による馬のコンディションチェックも。
本アジア競技大会ではなんと!!団体・個人の両方で日本が金メダルを獲得しました!

 

▼第18回アジア競技大会の結果(敬称略)

団体:

第1位)日本

大岩義明&バートエルJRA/北島隆三&ココドロ/弓良隆行&ポーチャーズホープ/平永健太&デラーゴ

個人:

第1位)大岩義明&バートエルJRA

第4位)北島隆三&ココドロ

第5位)弓良隆行&ポーチャーズホープ

第7位)平永健太&デラーゴ

 

障害馬術

まだまだ日本ではマイナースポーツと言われてしまう馬術競技ですが、障害馬術はテレビなどで目にしたことがある方も多いはず。
障害馬術は、様々な色や形の障害物を決められた順番通りに飛越、走行する競技。障害物(バー)の落下などのミスなく、早くゴールすることが求められます。
障害の高さは大会のレベルによって異なりますが、アジア競技大会ではトップレベルの160cmの障害が登場。
先に行われた馬場・総合馬術がメダルを獲得する重圧のなか、団体戦では堂々の銀メダル
個人戦でも4位、5位と入賞に食い込みました。

 

▼第18回アジア競技大会の結果(敬称略)

団体:

第2位)日本

杉谷泰造&ヒロインデミューズ/御護守将太&SIGアイアンマン/桝井俊樹&カルタゲーナ6/福島大輔&コーネット36

個人:

第4位)杉谷泰造&ヒロインデミューズ

第5位)御護守将太&SIGアイアンマン

 

いかがでしたか?

人馬ともに日本勢が大活躍となった第18回アジア競技大会。
今月、9月11日からはアメリカ・トライオンにて世界馬術選手権大会も行われますし、
もちろん2020年には東京オリンピックも控えています。
こちらも日本勢の活躍が期待されますね!

Pacallaでは競馬のみならず、馬術についても定期的に情報を発信できればと考えています。
どうぞお楽しみに!

 

 

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