『ポニー』ってどんな馬?
2018/05/21
カテゴリ:馬のはなし / Pacallaオリジナル
こんにちは、Pacalla編集部です!
突然ですが、読者の皆さんは『ポニー』と聞いてどんな馬を思い浮かべますか?
子どものころ乗ったことがあるという方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
では、少し記憶をたどってポニーを想像したら、次のクイズにトライしてみください♪
こちらの記事は動画もご用意しています!動画にしかない情報もありますので是非ご覧ください≫
クイズ:次の馬のうち『ポニー』はどれでしょう?
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正解はA・B・Cがポニーです!
Aはミニチュアホース、Bはハフリンガー、Cは御崎馬と呼ばれる馬ですが、彼らはいずれも立派な『ポニー』。
そう、ポニーというのは馬の品種名ではなく、『体高(肩までの高さ)が147cm以下の馬の総称』なんですね。
つまり、ハフリンガーであろうと、御崎馬であろうと、体高が147cm以下の馬であればポニーに分類されるというわけです。
原産地での平均的な体高が130cm程度のハフリンガーと、体高が80cm以下のミニチュアホースではずいぶん大きさが違いますが、それでもポニー。
Dはサラブレッドの子馬です。
成長すれば体高は170cm近くになりますから、こちらはポニーではない! ということになります。
(海外のInstagram等を見ていると、明らかに体高が147cmよりも高い馬に対し「My Little Pony♡」なんてコメントがあったりします。これはどんなに体が大きくなっても、この子は私にとっていつまでも可愛いらしい、小さなポニーなのよ!といった気持ちが込められているそうです。)
ちなみにシマウマは?
種類によって多少の違いがありますが、シマウマの体高は120~130cm程度の場合が多く、一見ポニーに分類できそう…。
しかし、シマウマは「ウマ」と名前についているのにも関わらず、実は馬よりもロバに近い動物なんです。
ポニーは『体高(肩までの高さ)が147cm以下の馬の総称』なので、シマウマは残念ながら(?)ポニーの仲間には入らないようです。
いかがでしたか?
つぎに馬を見る機会があったら、体高に注目してみくださいね!