今年の岡田スタッドグループのお産も無事に終了しました！と言いたいところですが、
オカダスタッドでは最後の1頭が残っており、繁殖部門のスタッフはまだまだ気が抜けない
毎日を過ごしています。

出産を終えたお母さんたちは現在育児の真っ最中。
無邪気に走りまわる我が子を追いかけている姿はなんだか微笑ましく、
この時期の放牧地はかなり賑やかです。
そして、この春に現役を引退し、繁殖牝馬としてオカダスタッドへ戻ってきた
オルレアンローズとリルティングインクの2頭も
それぞれ配合相手が決まって種付けをおこないました。

オルレアンローズ

初年度の配合相手にはゴールドシップが選ばれました。
オルレアンローズは半兄にG1馬のマイネルホウオウがいますし、
自身も中央で4勝。子どもたちにも期待がかかります。

リルティングインク

こちらの配合相手はロージズインメイになりました。
リルティングインクは母のザラストドロップ、おばあちゃんのカーペディエムも
岡田スタッドの生産馬であり、大切にしている血統の一つです。
この血を繋ぐためにも、後継としてもうひと仕事頑張ってほしいと思います。
（ちなみに半姉マルーンドロップの配合相手にはゴールドシップが選ばれました）

どちらも受胎確認はこれからですが、来年無事に子どもが生まれることを願っています。