競馬場 現地観戦の魅力
2017/07/28
カテゴリ:色々なはなし / Pacallaオリジナル
みなさんこんにちは。編集部のすもーる青木です!
競馬は現地に限る!という方も大勢いらっしゃると思いますが、
生で見ることの魅力とは一体何なのか。
生観戦の競馬はTVで見るものと違うのか。
今回のテーマは現地観戦の魅力!
そのあたりの私見をお伝えしたいと思います!
一般的なライブの魅力
コンサートやライブなど、アーティストの公演は常にファンでいっぱいです。
みなさん口を揃えて「やっぱりライブが良い、ライブは違う」と言います。
本音のところ、私はそんなに映像と生で違うものですか、と常々疑問に思っておりました。
コンサートやライブに行ったこともあります。
確かに生演奏はやっぱり録音・加工されたものより良さがあるのは理解出来ます。
でも、お金を払って、遠目に見て、夏場の暑い中長時間並んで、、
そこまでして行きたいと思えるものではなかったのです。
なぜなら加工された映像の方が見たい箇所がよりクローズアップされてたり、
生放送であれば雑音をカットしていたりと、映像の方がクオリティが高いと思ってました。
そんな生観戦に疎い私が去年の今頃、某競馬ファンのFさんとの会話でその魅力を聞いたことがありました。
すもーる:たまに現地に行くのは楽しいですけど、レース単体だったら映像の方が見やすいと思っちゃうんですよ。競馬場行ってもレースの時はモニターで見てしまいますし。。
Fさん :それは分からなくはないけど、馬場の近くでレースを見るのってやっぱり違うんだよね。周りの歓声も怒号も、馬の走る音とか、メインレースのあの人混み、そういうのもライブの魅力だと思うんだよね。
すもーる:でもわざわざ人混みに入ってくのしんどくないですか?
Fさん :コンサートの客が自分1人だったとしたらつまらないでしょ?
すもーる:まぁそれは確かに…
Fさん :応援してる馬は違うかもしれないけど、みんな「応援」はしてるから、よくわかんないけどたまに「一体感」みたいなのを感じたりすることもあるね。特に馬券を外したとき笑
すもーる:馬券外した時は確かに一体感あるかもしれませんね笑
Fさん :あとは、アレ。G1のファンファーレでみんな新聞叩いたり手拍子するでしょ?アレの時はすごいライブ感を感じるよね。
すもーる:お恥ずかしながらG1開催でメインレース見たことなくて。。いっつもすごい人の数なので、避けちゃうんですよね。。
Fさん :アレは一回経験した方が良いと思うよ。地鳴りみたいになるから。サッカー日本代表の応援に行ったときもあるけど、ダービーのファンファーレの時の方が凄かったの覚えてる笑。今年* は特にダービー盛り上がったからね。
すもーる:それは映像でも伝わってくるので、現地は確かに高揚感が凄そうですね。
* 2016年の会話です。
こんな会話をしておりまして、ライブの魅力とは、
会場の温度とか振動とか、映像には入ってこないような音とか匂いとか、
現地でしか感じられない、しかも五感で感じるような空気感が魅力なんだろうなと思いました。
それでも映像で良いかな…と思ってました。まだ。
映像と生のギャップ
すもーる:確かにライブ感のいいところってあると思うんですけど、見やすさで言えば映像の方が見やすくないですか?
Fさん :そりゃあね。でも映像と生でみるとギャップがあるでしょ。
すもーる:映像のほうが綺麗じゃないですか?フォーカスしてくれますし。
Fさん :そうじゃなくて、、、うーん。。。
すもーる:???
Fさん :…アイドル、生で見たことある?映像と違うでしょ?
すもーる:アイドル???
!!!
すもーる:確かに芸能人って生で見ると違いますねぇ… 映像の100倍くらいかわいいです…
Fさん :オーラとかって言うのかわからないけど、やっぱり生で見ると同じものでも伝わり方って変わると思うんだよね。
すもーる:アイドルの例えで納得してしまったのが悔しいですが、それは一理あるかもしれません。
Fさん :でもまぁ、ライブというか競馬場に行くことの楽しみってのは人それぞれだったりするからね。
すもーる:地方競馬のナイターでビール片手にまったりするっていうのが好きな人もいますし、レジャー感が好きって方もいますもんね。
Fさん :そうそう。自分の場合はやっぱり生でレースを見るのが好きなだけで。飽きないんだよね笑
すもーる:休日はほぼいつも競馬場行ってらっしゃいますもんね笑
Fさん :だからやっぱり現地に行って、自分なりの楽しみを見つけるのが良いと思うよ。最近は行ってないでしょ?
すもーる:最近行ってないですね…久しぶりに行ってみようかと思います!
そんなやり取りをしていて夏も過ぎた初秋、折角ならG1ということで天皇賞を見に府中に行ってみました。
自分にとっての現地観戦の魅力
府中競馬場に行くのは初めてでは無かったのですが、G1開催の日に行ったのは初めてでした。
さすがのG1開催日…ものすごい人の数でした…
しかも去年の天皇賞は近年稀に見る有力馬が揃っていました。
(モーリス、リアルスティール、エイシンヒカリ、アンビシャス、サトノクラウン、ルージュバック、ロゴタイプ などなど…)
G1馬、あるいはG1級がゴロゴロいる凄いレースでした。
今見ても凄いメンツです。。
観客席の人の数はこんな感じでした。
実際に競馬場に行ってレースを見ると確かにライブ感ありますし、盛り上がりました!
特に4コーナーから直線に入ってくるあの場面、
会場全体の歓声が徐々に徐々に大きくなり、直線に入った瞬間、爆発したかのような大歓声!!
意識するよりも先に声援が出ちゃうような興奮状態でもう無我夢中でした。
あの高揚感は今も覚えてます。
やっぱりG1のような大きなレースは特別盛り上がるのだと思います。
たまにG1見に行くのっていいなぁって思えました。
当日の天皇賞はもちろん盛り上がったのですが、
ちょっと違った感情で同じくらい盛り上がったのが当日5Rの2歳新馬戦。
Pacallaにも参加頂いている前谷ファーム生産の馬が出てたんです!
トモジャヴァリちゃん!
鞍上は武豊ジョッキー!
あの牧場にいた仔が本当にレースに出るんだなぁと、感慨深いものがありましたし、
レースの時はこれまでにないくらい緊張しました…
G1レースのような興奮ともまた違うのかもしれませんが、
なんといいますか感情移入してしまうような感覚です。
やっぱり知り合いの牧場さんの生産馬が出るとドキドキするんですよね。
応援したくなりますし。
そんな感じで当日の競馬は久しぶりの現地観戦でしたがかなり楽しめました!
私の中での現地観戦の魅力は、
TVで見るよりも感情が入る!
いい意味で現地の雰囲気に飲まれる!
というところなんじゃないかなと思った次第です。
みなさんもG1はもちろんのこと、思い入れのある馬が出走する際は、
現地に行ってレースを見てみてはいかがでしょう!