【第6回】競馬のオタク訪問～キュートな競走馬を描くイラストレーターsusitoreさんのお部屋～

2021/07/07

カテゴリ：人のはなし / Pacallaオリジナル

こんにちは！ Pacalla編集部のやりゆきこです。
競馬のオタク訪問シリーズ第6弾‥‥大変、大変お待たせいたしました！

久しぶりの今回は、東京都世田谷区にお住まいの競馬オタクsusitore（すしとれ）さんのお宅に、編集長と二人で訪問しました。susitoreさんは、ポップでキュートな競走馬を描くイラストレーター。SNSで人気に火がつき、現在はローレルクラブの記念品などにもイラストが採用されている、今注目の競馬イラストレーターの一人です。

▲過去にSNS投稿されたイラスト…ほっこり。

《住人プロフィール》

【お名前】susitoreさん
【ご職業】イラストレーター
【競馬歴】18年
【好きな競走馬】オースミハルカ・ダイワスカーレット・キャプテンローレル
【好きな牧場】出資馬ローレルブレットの生産牧場である川島牧場さん

玄関を開けるとそこは、キュートな馬の世界！

東京都世田谷区…井の頭線某駅の改札を抜けると、さっそくsusitoreさんが私たちを迎えにきてくれました。少し歩くと、susitoreさんが今春に引っ越したという新築マンションが見えてきます。

「ずっと、自分の城じゃないですけど、家を持ちたいなと思っていて。今回の引越しでそれが叶った形です。以前から井の頭線が好きだったのでこの場所に決めました。井の頭線は、通常の7色と特別色のレインボーのカラフルな車両が住宅街を走っていく姿がかわいらしいんです（笑）」

とsusitoreさん。

玄関を開けると、さっそく芝モチーフの玄関マットがお出迎え（笑）。壁にかかったバッグにも馬が描かれています。

▲芝生モチーフの玄関マット

▲馬が描かれたバッグ（かわいい！）

続く廊下にも、幸運を呼ぶといわれるダーラナホースの雑貨や、susitoreさんのイラストがプリントされたTシャツが飾られています。

▲手編みのダーラナホース。minneの作家さんから購入

▲ご自身のイラストがプリントされたTシャツ

廊下の突き当りにあるドアのドアノブにも、かわいらしい馬のぬいぐるみがかかっていました。こちらは以前、susitoreさんが名古屋のリニア・鉄道館に行った際に紛失してしまったそうなのですが、なんと奇跡的に手元に戻ってきたという幸運のぬいぐるみ！

▲名古屋から無事生還！

アクセントカラーの効いた、シンプルだけど温かみのあるお部屋

廊下を抜けて、案内された生活スペースはシンプルな中にもどこか温かみを感じるお部屋です。自分の城…ということで、お部屋作りにもこだわられたのかなと思うのですが、理想のお部屋にするために心がけていること…コンセプトのようなものはありますか？

「コンセプトは『色を楽しめる部屋』です。フローリングと木の家具をベースにして、気に入った色を配置しています。心がけていることは、『値段をあまり気にしない』こと。その代わり『本当に気に入った物を買う』ことですね」

そんなsusitoreさんが特に気に入っているのは、いったいどんなアイテムなのでしょう？さっそく見せていただきました。

一つ目は、生活スペースに足を踏み入れると最初に目に飛び込んでくる存在感バッチリのベッドです。馬モチーフの布団カバーセットには、さまざまな毛色の馬がプリントされています。合わせるのが難しい馬柄もクリエイティブなsusitoreさんの手にかかれば、お部屋の素敵なアクセントに！

二つ目は、テレビの横に仲良く並んでいる2頭の白いダーラナホース。デニムの馬服を着て、とっても洒落ています。こちらはハンドメイド作家さんから購入したものだそうです。

▲しっかり頭絡や腹帯までついている…！

三つ目は、壁に飾られた青い馬のストリングアート（下図写真左）。ストリングアートとは、板に打ち付けた釘の間に糸、紐、または針金を巻きつけて、図案を生み出すアートのこと。こちらのストリングアートは、アミューズメント施設のワークショップでsusitoreさんご自身が作ったものとのこと。

その他にも、susitoreさんのお部屋には心ときめく馬アイテムがたくさんありました！

▲かわいいパペット／妹さんからもらったハワイのお土産　　

▲出資馬への名付けの記念に知人が作ってくれたブローチ／愛用のランチョンマット

手作りの応援幕とちょっと変わった馬券コレクション！

ここまででご紹介いただいたものは『THE競馬グッズ！』というものよりも、おしゃれな馬アイテムといった感じのものが多かった印象ですが、競馬オタク感のあるグッズもあればぜひ教えてください（笑）

「それでしたら、こんなものがありますよ（笑）」

そういって、奥の方から持ってきてくださったのがこちら！手作りの応援幕です。なるほど！これは確かに競馬オタクっぽい？！

応援幕

すごい枚数の応援幕がありますが（※写真はその一部）、susitoreさんはいつ頃、何がきっかけで競馬を始めたんですか？

「競馬を始めたのは、スティルインラブが牝馬3冠を達成した年からなので、18年前くらいでしょうか。その頃は、ちょっと憂鬱な日々を過ごしていて、何か新しいことを始めたいと思っていたんです。そんなときに、当時の会社の後輩が競馬を薦めてくれたんですね。後輩が好きだったサイレンススズカの話を聞かせてもらい、自分でDVDを買って観て面白いと思いました。私は、もともとアイドルをおっかけたりするのが好きなタイプだったので、競馬もすぐにハマりましたね（笑）。今は妹も巻き込んで、二人で競馬ファンです（笑）」

そう言いながら、もう一つ見せてくれたのが、こちらの馬券コレクション。一体何枚あるんだろう…というボリュームなので、今回は厳選させていただき「Pacallaにまつわる馬券」と「面白い馬名の馬券」をご紹介。

▲佐藤牧場のストリートキャップ、ミンナノアイドル／村田牧場のゼフィランサス／岡田スタッドのメリッサ…

▲面白い馬名の馬券シリーズ！（馬名を見たい人は画像をクリックしてね）

おしゃれな馬アイテムからこれぞ競馬ファン！といったコレクションまで、ふり幅がすごいですね。Pacalla参加牧場さんゆかりの馬券も発掘することができて、私たちもうれしいです！

他にもsusitoreさんが出資している競走馬（一口馬主）に関する記念品や本棚、いつも競馬場に行くときに持っていくポーチの中身などを見せていただきました。馬券ケースには名刺入れを活用しているそう。これは私も真似させていただくことにしようと思います（笑）。

出資馬のローレルブレット、デイタイム、ネルハなどにまつわる記念品

▲出資馬のローレルブレット、デイタイム、ネルハなどにまつわる記念品

▲本棚には競馬雑誌や今はなかなか手に入らない馬文化にまつわる書籍も

susitoreさんの競馬用ポーチの中身

▲大公開！susitoreさんの競馬観戦用ポーチの中身。

数々のイラスト作品が生み出される作業デスク

イラストレーターsusitoreさんの作業デスク

続いては、既に数々のイラスト作品が生み出されているsusitoreさんのデスクまわりを拝見！こちらも予想通り馬だらけです。

「いつの間にか増えてしまうんですよね（笑）」

とsusitoreさん。

イラストレーターsusitoreさんの作業デスク

▲馬のフィギュアに厩舎型のカレンダー／パンチの効いた馬ペンケースも！（欲しい…）

私たちの期待を裏切ることなく（笑）、馬に囲まれたデスクで競走馬イラストを制作されてるsusitoreさん。イラスト自体はいつ頃から描き始めたのでしょうか？また、普段はどのようなことを心がけて制作されていますか？

「絵は子供の時から好きで描いてますが、競走馬のイラストを描き始めたのは10年ちょっと前くらいです。一つひとつの作品を丁寧に、登場する馬たちの関係者の方々に失礼のないように…ということは、いつも考えながら描いています。それから、競馬とは関係ない自分の気持ちを馬に代弁させたりしないように気をつけています」

イラストレーター susitoreさん制作風景

▲普段のイラスト制作の様子。愛用のソフトは「ペイントツールSAI」とのこと。

SNSでの作品の人気はもちろんですが、近年ではローレルクラブの公式グッズなどのイラストも手掛けられているsusitoreさん。そういったお仕事で制作されたアイテムも見せていただきました。趣味ではじめたイラストが、今ではたくさんの競馬ファンの手元に届いているんですね！

▲カタログ用の封筒／募集馬DVDのパッケージ

▲会員の皆様向けの年賀状／出資馬の名付け親に選ばれた方へ送られる記念マグカップ

競馬は裾野が広い、華やかな世界

今日はたくさんの貴重なアイテムを拝見させていただき、ありがとうございました！最後にsusitoreさんにとっての『競馬の魅力』を教えていただけますか。

「そうですね。私は動物を飼ったことがないんですけど、動物にかかわる機会になっています。競馬ってそういった動物との触れ合いだったり、馬券だったり、イケメンジョッキーだったりっていう、さまざまな入口や楽しみ方がありますよね。そういう裾野が広いところが競馬のいいところだなって思います。それに、すごくカラフルで華やかな世界ですよね。そういうところにも惹かれています」

ご自身のイラストを通して、競馬の華やかな世界を発信し続けるsusitoreさん。susitoreさんのイラストは下記のTwitterアカウントから見ることができますので、皆さんもぜひご覧ください！また、BOOTHにてグッズも販売されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

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