1月22日の中山第11Ｒ、G2AJCC（芝2200）当場生産馬のノースブリッジが出走しました。

pacallaで企画された「もくしでつなぐプロジェクト」の1期生でもあるノースブリッジは、芝中距離路線でG3勝ちがある点が評価されてか、4番人気での出走でした。

調教の内容も良かったようで、明け5歳を迎えて馬体的にも成熟してきたことから、このレースに向けては能力強化の調教よりレースに向けて整える調教に重点を置いた模様。

当日は、牧場から私のほうで現地応援してきましたが、パドックを見ていてもこの時期にしては毛ヅヤも良く調子が良さそうな歩様に映りました。

気性的にエキサイトする面を持っている馬なので、馬場には先出しして待機所でも輪乗りに参加せずに1頭で佇むなど、彼と岩田康誠騎手のコンビなりの備えをしていたようです。

レーススタート後は内枠を活かしながらある程度前目の位置を取って、道中ではうまく折り合いながらレースを進めていきます。

向こう正面で自分より前にいた馬たちが動き始めるなどしましたが、そこでもじっと我慢しながら抜群の手応えで4コーナーを回ってくるノースブリッジ。

最後の直線では岩田康誠騎手のゴーサインに応えて力強く伸びて先頭に立つと、最後は2着馬に3/4馬身差まで詰め寄られましたが、しっかりと勝ち切ることができました。

当場は「もくしでつなぐプロジェクト」とは比較的相性が良いと感じていますが、その1期生であるノースブリッジがG2勝ち馬になるまでに成長してくれました。

このあとはG1大阪杯へ直行予定とのこと。

昨年は、もくしっ仔によるG3エプソムＣ優勝記念ということで、ノースブリッジのぬいぐるみを非売品の形で作成させてもらいました。

でも、G1を勝ってくれたらJRAから正式に発売されるはず。

そんな夢を描けるところまでやってきていると感じています。

今後も多くのファンの方々にノースブリッジを応援していただけると幸いです。