7月16日、北海道市場セレクションセールに当場生産馬2頭を上場しました。

結果、№73アメージングムーンの2018（牡、父モーリス）は井山登様にご購買いただきました。

また、№167オーシャンフリートの2018（牡、父パイロ）は小笹公也様にご購買いただきました。

ご購買いただきました馬主様、そして関係者の皆さま誠にありがとうございました。

№167オーシャンフリートの2018に関しては、当セール最高価格の3,600万円(税別)で馬主様に落札していただきました。

【№167オーシャンフリートの2018】

現在、JRAと地方の両方でパイロ産駒は好調で、一方でこの1歳世代のパイロ産駒の数がそれほど多くないことも影響してか、牧場やセリ場で非常に多くの方々に下見していただきました。

骨量豊かで四肢の筋肉量の豊富さから、すでに460kgを超す馬体を誇る本馬ですが、多くの方々から馬体の良さを褒めていただき、結果として最高価格での取引に至ったことは当場としても嬉しい限りです。

また、№73アメージングムーンの2018も3,200万円(税別)という非常に高い評価をいただいて落札いただきました。

【№73アメージングムーンの2018】

モーリス産駒は17頭上場されましたが、モーリスにとって初年度産駒ということで、本馬を含めたモーリス産駒はかなりの注目を集めていると感じました。

そのなかで、本馬に対してこれだけの評価をいただけたことは本当に嬉しく思います。

本馬はpacallaさんが企画された『もくしでつなぐプロジェクト』に参加させてもらった馬です。

制作して下さった方の願い通り、本馬は元気に成長してセレクションセールに合格。

そして、全モーリス産駒上場馬のなかで最高落札価格タイの評価を受けるまでに成長してくれました。

セリ場という異なった環境で前日展示、本番のセリ当日と2日間にわたってセリに参加しましたが、環境の変化に戸惑いながらもタグに込めていただいたメッセージどおりに最後まで頑張ってくれました。

どうやら本馬は、半兄アメージングサンと同じ厩舎にお世話になるようです。

近日中に当場から育成場へ移動して、また新たな環境で心身ともに成長していくわけですが、そこもしっかりとクリアして立派な競走馬になってほしいものです。

もくしを作ってくださった方へ。

彼はまた一歩、立派な競走馬になるべく前進しました。

順調に成長して競馬場で元気な姿を見せられるように、是非この先も応援してあげてください。