馬産地の初午祭(はつうままつり)in 義經神社
2018/02/01
カテゴリ:色々なはなし / Pacallaオリジナル
Pacalla編集部より、耳寄り情報のお届けです!
初午(はつうま)祭り
ご存知ですか?
馬産地の本場、北海道での初午祭りは幸運にあやかれそうな素敵なお祭りです!
今回は北海道は平取町にある義經神社様にお伺いしました!
【注意】
※2018年の記事になりますので、2018年以降の開催日時についてはご確認お願いします。
初午祭りとは?
初午祭りとは、2月の最初の午(うま)の日に行う祭礼です。
初午祭りは、全国の稲荷神社で行われるのが一般的で、
この日に執り行われるのは、稲荷神社の本社である伏見稲荷大社のご祭神である、宇迦之御魂神が伊奈利山に降りたった日が午の日だったことに由来するそうです。
主にその年の五穀豊穣(現代では商売繁盛も多い)の祈願がベースとなっており、
さらに稲荷信仰が結びついたのが初午祭りです。
全国的に行われているため、地域特色の出る神事でもあります。
多くは稲荷寿司(おいなりさん)を供える風習がありますが、
栃木県ではしもつかれという食べ物を供えたり、
奈良県では初午の日に旗飴を食べたりするようです。
有名なところですと、鹿児島県の鹿児島神宮の「鈴かけ馬踊り」、
毎年20万人以上の観光客が来られるそうです。
鈴かけ馬踊りとは、多くの鈴が連なった胸飾り、花や錦などで飾った鞍を付けた馬を鐘、太鼓、三味線などの音楽に合わせて足踏みさせ、馬が踊っているように見せることである。
引用:wikipedia
鹿児島神宮では、毎年旧暦1月18日を過ぎた次の日曜日に初午祭りを行うので、今年は3月11日のようです。
義經神社の初午祭り
初午祭りは全国的に行われているため、もちろん北海道でも毎年行われているようです。
今回Pcalla編集部では、北海道沙流郡平取町にある義經神社様のご厚意により取材させて頂きました!
義經神社
義經神社(よしつねじんじゃ)は、北海道沙流郡平取町にある神社です。
ご祭神はかの有名な源義經公。
1798年(寛政10年)、北方調査のため蝦夷地に来た近藤重蔵が、アイヌが崇敬していたオキクルミという英雄を源義経と同一視し、翌1799年(寛政11年)、仏師に作らせた源義経の神像をアイヌに与えて祀らせたのに始まる。
引用:wikipedia
<鳥居横>
境内敷地内には、ご祭神 義經公に関する様々な資料が展示されている義経資料館があります。
<義経資料館>
冬になると、雪景色もあいまって素敵な本殿。
初午祭り
義經神社でも毎年初午祭りが行われ、
馬産地ということもあり、地元の馬産家の方たちをはじめ全国から参列者がいらっしゃるそうです。
※もちろん一般の方も参列できます!
みなさんご存知、義經公は騎馬武者であり、馬を大切にしていたことが知られています。
そういった背景と、初午の日に祈願すれば願いが叶うと言われることもあいまり、初午祭りが始められるようになり現在に至るそうです。
こちらの神社では昭和48年ごろより斎行されているそうです。(今年で45年目)
義經神社の沿革をたどってみると、
昭和48年8月4日高松宮殿下御台臨賜る。
言わずと知れた高松宮杯(現・高松宮記念)の由来になっている高松宮殿下その人であります。
義經神社が初午祭りを始めたのが昭和48年ごろとありますので、シンパシーを感じずにはおれません!
義經神社の初午祭りでは、参列者のみなさんと祭儀(ご祈願)を行ったあと、
【矢刺しの神事】というものが行われます。
拾った人には幸運が!?【矢刺しの神事】
矢刺しの神事とは、
直垂姿の行事者が、馬上からその年の歳破の方(今年は辰の方・東南)に神矢(破魔矢)を射、悪鬼退散を祈願すること。
こんな感じで馬上から矢を射ます。
このとき3本の矢を射るのですが、
放たれた矢を拾えたら、幸運が訪れると言われているそうです!
過去には重賞馬が出た牧場さんもいるらしく、
御利益の実績は折り紙付きです!
是非参列して、そして出来れば矢を拾って今年一年をポジティブに過ごしましょう!
さらに驚きなことに、
今年の矢刺しの神事で矢を射る方がなんと! ヤナガワ牧場の会長さんとのことです!
昨年歴史に名を残す2頭、キタサンブラック・コパノリッキーというスターホースを輩出した牧場さんです。
これはご利益の信憑性がいよいよ高まってまいりました。
今年の幸運を手にするのはあなたかもしれません!
今年の2月の初午は7日です!
一般の方ももちろん参列可能です!
2月7日は是非、義經神社に参拝しに行きましょう♪
インフォメーション
義經神社 2018年の初午祭りの日程
2月7日(水) 午前11時より開始予定
義經神社
◇住所
〒055-0107
沙流郡平取町本町119番地1
◇TEL
01457-2-2432