【名馬列伝】漫画の馬キャラ

2017/07/19

カテゴリ:馬のはなし / Pacallaオリジナル

 

みなさん!! 函館記念はご覧になられましたか?

三連単の払い戻し金額が90万円オーバー!

……やはり夏競馬にはがある。。。

安心してください、当たってませんよ。ドリームジャンボ尾崎です。

 

前々回夏競馬の記事を書いて気を良くしまして、函館記念は厚めに購入していたのですが、
かすりもしませんでした。

夏の夢は夏競馬だけではないですよ〜
サマージャンボも先週から発売されたので、こちらも厚めに購入しております。

Pacallaに私の記事が出なくなったら、1等当たったんだと思って下さい。

 

さてさて世間はすっかり夏真っ只中。
ウチに小学生の息子がいるのですが、読書感想文が夏休みにあるらしく、
何が良いかなぁと相談されまして。
好きな本あるか、と聞いたら、『三国志』(横山光輝著)と言うんです。

自分の息子ながら こいつセンスあるなぁ と思いながら、
私も三国志が大好きだったことを思い出しまして。
赤兎馬のフィギュア買おうか迷ってたときもありました。

というわけで、漫画に出てくる名馬列伝と題しまして、
私の好きな漫画の馬キャラをご紹介致します!
恐らくみなさんご存知の馬ばっかりだと思いますので、他にも良い馬いたらコメントで教えてください。

 

赤兎馬

まずは「三国志」より『赤兎馬』

漫画のキャラとして、というより、実在したと言われる馬なのですが、
1日で千里(=4,000~5,000km) 走れると言われたそうです。

当時の中国では、1里=0.5kmだったそうなので、
仮に5,000kmを24時間休みナシで走るとしたら、
1時間で208km………

つまり、時速208km で走れる馬だったということですね!
F1もびっくり。現代競馬もびっくりな速度でございます。

赤兎馬の馬主?として有名なのはやはり呂布でしょう。
三国志最強と言われる超勇猛な武将。

人中の呂布、馬中の赤兎 (霊長類最強の呂布と、ベストホースの赤兎の組み合わせはチートという意味)

という言葉があるくらい、ベストカップルだったようです。

三国志の漫画ですと、元々は董卓の所有馬だった赤兎馬。
董卓は呂布を陣営に迎えるために、稀代の名馬「赤兎馬」で呂布を釣るんですねぇ。

見事に釣られて、自分を育ててくれた養父の丁原を裏切っちゃうんですねぇ。

そのくらい魅力的な馬だった!ということでしょう。

 

呂布亡き後は、曹操の手に渡りましたが、誰も乗りこなせず、
その時に捕らえていた関羽をこれまた釣ろうと与えたら乗りこなしたので、関羽に与える、という流れです。

関羽が亡くなった後は漫画に書かれていたか覚えてないのですが….
その後有名な武将が乗っていたというのはなかったと思います。

 

三国志は赤兎馬以外にも、曹操所有の「絶影」や、劉備所有の「的盧」などが居ます。
※絶影は漫画には出てこなかったような気がしますが。

 

戦国ものに、名馬はつきもの!!

 

松風

同じく戦国時代ものから、「花の慶次」に出てくる『松風』です。

花の慶次は全巻単行本で持ってるくらいファンです!

主人公の前田慶次の所有馬である松風。
こちらは赤兎馬と違って実在したかは怪しい馬です。

一応前田慶次にも愛馬はいたでしょうし、愛馬の名前が松風だったかもしれません。

松風は最初から慶次の所有馬です。

慶次は身長197cmくらい(の設定)あるらしく、
普通の軍馬では、戦に一回行くだけで乗りつぶしてしまうため
でかくて強い馬を欲してたところに、「悪魔の馬」として松風が登場します。

誰も乗せず、人を踏み潰してしまうくらい大きい馬だったのですが、
慶次が口説きに口説いてついにGET!

以後、戦場を駆け回る慶次の愛馬として活躍しました。

一番びっくりだったのは、松風の仔馬が馬狩りで死んでしまうストーリーがあるのですが、
松風って牝だったんだ…ということです。

漢も惚れる前田慶次。口説かれたら馬でも惚れちゃいますってことでしょうか。

 

 

黒王号

同じく原哲夫先生の普及の名作「北斗の拳」より『黒王号』!

こちらも私ほぼ全巻持ってます。

黒王号すっごいでかいんですよ。。

黒王号の所有者は世紀末覇者拳王こと、ラオウ!

黒王号のデカさはホントすごいですよ。

漫画の主人公ケンシロウがラオウの軍隊のザコと相対しているときに、
ビビるザコの後ろからすぅ〜っと黒い影が現れて、
情けないザコを前肢でプチュンと踏み潰すんですねぇ。

大の大人の体の大きさくらい蹄がデカイんですよ。
もうとにかくめちゃくちゃでかいんですよ。松風より設定的にはでかいですね。

乗ってるラオウも規格外のデカさです。
ケンシロウの腕一本がラオウの指一本くらいの大きさですから。

松風もそうですが、黒王も非常にプライドが高い馬でかっこいいんですよねぇ。
ラオウ亡き後は、ケンシロウが乗ってるシーンが出てきます。
ラオウの息子も乗ってたような記憶がありますね。

黒い馬体にスラリとそり立つタテガミ。
北斗の拳の中でも黒王号は結構人気の高いキャラだと思います。

 

 

マキバオー

競馬漫画は数あれど、馬目線の漫画ってあんまりないですよね。
その中で少年誌ジャンプで大人気だった「みどりのマキバオー」から『マキバオー』

こちらは単行本は持っていないのですが、当時ジャンプでリアルタイムで読んでました。

日常のほのぼのしたギャグと、レース中の怒涛のシーンに、シリアスなシーンと、
ほんとに面白い漫画でした。

マキバオーのいつでも頑張る姿勢と、
周りの敵達にけなされながらも実力で認めさせて好敵手になっていく感じが。。
やっぱり少年誌って少年に夢を与える素晴らしいものなんですよねぇ。

マキバオーはライバル達もかっこいいんですよ。
私はベタですけど、特にカスケードとベアナックルが好きでして。

カスケードの有馬記念とか感動しちゃいましたし、
エリートなのに出生の部分で闇を抱えちゃってひたすら最強馬を目指すところとか、
でもそれをレースをしていくなかでライバルと認め合って徐々に乗り越えていくところとか。

少年誌の主人公のライバルキャラで言うと、ベジータの次くらいに好きですね。

Amazonで調べたらマキバオーの全巻セットが3,000円くらいで出品されてたので買います。

 

 

あとがき 

※漫画にならってあとがきです。
今回はこんなところでおひらきです。

途中でお気づきだったかもしれませんが、ただの週刊少年ジャンプ好きです。

マキバオーの続編「たいようのマキバオー」という漫画が今年まで連載していたんですね!
知りませんでしたが、こちらも是非読んでみようと思いました。

 
たいようのマキバオーの連載は週刊プレイボーイ……

少年誌は夢があって良いとか書きましたが、
週刊プレイボーイも素晴らしいです!

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