7月7日プレイバック

「今日」7月7日のプレイバックです！
昔の今日、競馬界では何があったのか。ご紹介させていただきます！

 

初の7月開催ダービー

今でこそ5月最終週か6月頭の開催が定番の日本ダービーですが、
過去、7月に開催されたことが2度ありました。

その１回目が今から49年前の7月7日です！

 

第35回 東京優駿

1968年7月7日

当時も今日のように蒸し暑い日だったのではないでしょうか。

人気を集めたのは3強と目された「マーチス」「タケシバオー」「アサカオー」。

マーチスはその年の皐月賞馬。

タケシバオーは前年の朝日杯3歳ステークス覇者。

アサカオーは後の菊花賞馬であり、お父さんはシンザンと同じ大種牡馬ヒンドスタン。

3強のどの馬が勝つか、に注目が集まったダービーでした。

 

そんなダービーを勝ったのはタニノハローモア。

8連敗中からのダービー参戦でしたので、9番人気でした。

当時の東京競馬場で生で見られたファンの方もいらっしゃると思います。
鮮やかな逃げ切り勝ちでした。

 

第35回 東京優駿 優勝馬：タニノハローモア

 

 

冠名でお気づきかもしれませんが、カントリー牧場の生産馬です。
※ちなみにマーチスも馬主さんは違いますが、生産はカントリー牧場です。

 

余談ですが、もう一回の7月開催のダービーは第39回(1972年)の開催でした。
その時も、ロングエース、ランドプリンス、タイテエムの3強対決でした。(優勝はロングエース)

もし次回7月開催があった際はまた3強対決になるのかもしれませんね！3強対決は面白い！
七夕ですし、短冊に次回ダービーは3強対決になるよう願いを込めておきます。

 

数々の名馬が紡ぐ日本競馬の歴史、楽しいですね。
今後も定期的にプレイバックネタを記事にしていきたいと思います。