サマーシーズン 夏に強い馬
2017/07/14
カテゴリ:Pacallaオリジナル
みなさんこんにちは、編集部のすもーる青木です。
太陽が眩しすぎます…梅雨はいつ通り過ぎたんでしょうか…
夏を感じるどころか、気づけば夏真っ只中な今日このごろ。
小学生はそろそろ夏休み、大人たちはそろそろ夏競馬本腰。
というわけで夏競馬も真っ盛りですね!
夏競馬に賭ける想いの丈を綴った記事もどうぞ。
夏だ!サマーだ!夏競馬DA☆
さて、毎年のように「夏は牝馬!」といった競馬の格言的なものにいい意味で踊らされておりますが、
夏馬、冬馬、といった季節によって強くなる馬のお話です。
夏に強い血統
夏競馬に強いといわれる血統があります。
サンデー系ですと、フジキセキ、アグネスタキオン、スペシャールウィークあたりの産駒。
あとは、母父ノーザンテーストや、トニービン系。
このあたりの夏競馬に強いといわれる血統ですが、
おそらく、仕上がりが早い血統というのも関係していると思います。
6月からスタートした新馬戦
今年の新種牡馬にはあのオルフェーブルがいますね!
この時期の新馬戦で勝ち上がっている産駒は仕上がりが早いといえると思います。
その関係で、夏競馬に強いという印象が残るのかもしれません。
ステイゴールド産駒は夏競馬に強い印象がないので、
オルフェーブル産駒も秋〜冬シーズンでさらに勝ち星を増やす可能性もあるかもしれません。
今年デビュー産駒となる新種牡馬ですと、
ロードカナロア、オルフェーブル、エイシンフラッシュ、ノヴェリスト、
このあたりの産駒は既に勝ち上がり馬もいますね。
さすがは期待の新種牡馬。
産駒の勝利数だけでなく、
6,7,8月の新馬戦での複勝回収率を見てると、
新しく、夏に強い血統、種牡馬、が見えてくるかもしれません。今後も目が離せません。
夏は牝馬
血統的に夏に強い、弱いというのはあるかもしれませんが、
個人的に一番良く聞くのは、「夏は牝馬!」
もう何回聞いたかわかりませんが、
色々調べてみると、生物学的な裏付けもあるようです。
・牝馬は牡馬に比べて我慢強いため、夏の暑さに耐えられる
・発情期の関係で、春の牝馬より夏の牝馬のほうが調子が良くなる
なるほどこれは納得です。
確かに人間の女性も出産などの痛みに耐えられるよう、
遺伝子レベルで男性より耐性があると聞いたことがあります。
この格言のせい?(おかげ?) で夏競馬で馬券を買う時は牝馬に目が行ってしまいます。
特にハンデ戦になると牝馬の斤量が軽くなるので、
この暑い中ちょっとでも軽かったら楽だろうなぁと想像しながら印を打ってしまいます。
しかもとあるサイトで調べられていた夏競馬(7,8月)の牝馬の単勝回収率を見てみると、
重賞に絞れば、100%を上回っていると言うではありませんか!
ただ、今週開催の函館記念の牝馬優勝は19年前まで遡るんですねぇ。
意外と優勝はしていないのかな、と思って年間のシーズンでの牝馬の複勝回収率を調べると、
7,8月が明らかに他の月に比べると高くなっているというデータがありました。
牝馬が勝つ、というよりも中穴の牝馬が掲示板に入ってくる、馬券に絡む、
というのが正しいのかもしれません。
そういう意味で、夏は牝馬! はデータ的にも裏付けされてるんですねぇ…
これはもう今週の函館記念は頂きですね(^^) 中穴牝馬複勝1点!
…しめしめと思っていたら、出走予定馬に牝馬がおりませんでした。。。