【超初心者向け】予想に役立つ?! パドックでの馬の見方

2020/11/13

カテゴリ:馬のはなし / 色々なはなし / Pacallaオリジナル

 

こんにちは。Pacalla編集部ちゃんえみです。

本日もまた、私と同じ超初心者の方向けに情報をお届けします!
今回は、『パドックでの馬の見方』についてお話していきたいと思います。

 私が初めて競馬場に行った時、パドックの周りで馬を観察する大勢の人たちを見て、
『どの馬も同じ様子に見えるけど、一体馬の何を見ているんだろう?』と疑問に思いました。

 
そこで、また競馬場に行った時のためにパドックの見方について勉強しておこう!
ということで調べたことをまとめたので、参考にしていただければと思います^^

馬の調子を判断する5つのポイント

パドックで馬の調子を判断するためにはいくつかポイントがあるそうです。
今回はその中から5つご紹介いたします。

 

歩様

パドックで馬を観察する上で重要とされているのが歩く様子です。

例えば踏み込みが深い馬や、後ろ脚(トモ)が地面から離れる力が強く、蹄がくるっと後ろを向く状態の馬、
一定のペースで落ち着いて歩いている馬は調子が良いといわれています。
他にも前脚がすぐに地面を離れない馬や、円周の外側を歩いている馬も調子が良いとされています。

反対に調子の悪い馬は足の出が悪く、歩き方に力を感じられません。
急に走り出したり、暴れたりしてしまうこともあるようです。

 

毛づや

馬の毛づやは人間でいう肌のつやのことで、体調が良い時はなめらかで光沢を帯びているのに対し、
体調の悪い時はくすんで皮膚が厚ぼったく見えるそうです。
(見える角度や天候によって見え方が変わるので、注意が必要です。)

毛づやが良いとされている馬の特徴は、黒鹿毛・青鹿毛・青毛など、
毛色が青っぽい馬の毛が輝いて見えます。

また、毛づやが特にいいときは、馬体の表面に銭形の斑点が見えることがあるそうです。
反対に、冬毛がボサボサと毛羽だって伸びている馬は毛づやが良いとは言えないため、
調子のよくない馬として判断できます。

▼銭形の斑点

 

耳や首の動き

馬の耳は、馬の気持ちを代弁するとよくいわれます。
また、首の動きにも馬の体調の良さや、気合の乗り具合が表れるため、
それぞれ馬の状態を判断する材料になるそうです。

例えば、耳を前に向けていたり、首を前に伸ばしたり、歩幅に合わせて首を
前後に振っている馬はリラックスしていて平常心が保たれています。

耳をくるくる動かしたり耳を後方に倒すしぐさは気が散っていたり周りを警戒している状態なので、
レースに支障をきたす可能性があります。

 

仕上がり

仕上がりとは、馬のデキ具合のことをいいます。

好調時は全身に張りがあり、馬体重のわりに大きく見えるらしく、
逆に、皮膚がくすんで見えたり、体がしぼんで見える時は調子がいいとはいえないそうです。
(馬によって体形の違いがあるため、太いか細いかの判断も一様にはできません。)

 

気合とイレ込み

レース前の馬は興奮・緊張状態になります。適度な緊張状態は気合として
プラス材料になりますが、度を超すと『イレ込み』といって、マイナス材料になってしまうようです。

イレ込んだ馬は頭から水をかぶったように汗をかいていたり、股間に白いものがこびりついている
といったように著しく発汗した様子で、また、無駄な動きが多いなどで体力を消耗してしまうので、
このような馬はレースで力を発揮することができないそうです。

逆に、透明な汗をかいている馬、暑いのに汗をかいていない馬(個体差もありますが)は、
特に気にしなくていいようです。

 

 

 

以上、パドックで見るべきポイント5つでした!

他にも馬の筋肉や目つき、尾や尻など、更に細かい部分を観察することによって
その日の馬の調子を知ることができるようです!

 

…とここまで調べて書いてみたものの、実際に馬を見たとき、
毛づやや踏み込みとかって初心者が見ても分からないのでは…?と思います (^^;)

経験者によれば、パドックで何頭も何十頭も馬を見続けると段々わかってくる!
とのことです。何度も繰り返しパドックを観察していくことが大事ということですね!

 


パドックを見ることがない競馬初心者の皆さまは是非、この5つのポイントに注目して、
テレビや競馬場でパドックをじっくり観察してみてください(^_^)/

 

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