【超初心者向け】予想に役立つ⁈競走馬の適性とは

2020/10/06

カテゴリ:馬のはなし / 色々なはなし / Pacallaオリジナル

こんにちは!Pacalla編集部のちゃんえみです。

 

私ちゃんえみ、最近Pacallaの公式YouTubeチャンネルのLIVE配信をお手伝いしているのですが、
毎週、隣で編集長が週末の競馬予想を発表しているので、ちょっと自分でもやってみたくなってきました!

ということで、予想をしてみようと思ったのですが、調べることが多すぎて…。
(競馬初心者にとってこれは大きなハードルだなと思いました。)

 

なので、今回は初心者の私が競馬予想をするにあたり、調べたことをまとめてみました!
少しでも、私と同じ競馬初心者の方のお役に立てればと思います!

 

 

馬には“適性”というものがあるらしい…

人間のランナーにも得意なコースや距離があるように、どうやら馬にもいろいろな『適性』というものがあるようです。

例えば…

  • コース適性
  • 距離適性
  • 脚質
  • 馬場状況

ということで、例に挙げた上記それぞれの適性について、詳しく調べてみました!

 

 

コース適性

競馬のコースには、芝コースダートコースがあり、それぞれ以下のような特徴があります。

 ―芝コースの特徴

・タイムが早い
・パワーよりもスピードが重要
・雨が降って重馬場や不良馬場になるとタイムが遅くなる
・雨が降ると滑る
・開幕週と最終週で芝の痛み方が違うのでタイムに差が出る
・コースの内側と外側で芝の痛み方が変わり、コース取りの重要性が高い

―ダートコースの特徴

・芝に比べタイムが遅い
・競馬場ごとに砂質が若干違う
・スピードよりパワーが求められる
・雨が降ると砂が固まってタイムが早くなる
・前を走る馬が蹴った砂を気にせず前に進むメンタルが必要

このようにそれぞれ特徴があり、競走馬によっては力を発揮できるコースが異なる場合もあるそうです。

 

距離適性

次はレースの距離についてです。
競馬では大体1,600m以下が短距離、2,400m以上が長距離に分類され、その中間は中距離という呼ばれ方をしています。

競走馬には、コース適性と同様に、短距離と長距離で得意不得意が分かれている馬もいるそう。
どちらが得意なのかは、以下のように見た目で判断することもできるといわれています。 

―短距離のレースに向いている競走馬の特徴

・胴、脚が短い
・シルエットが正方形
・骨格も筋肉もがっしりとした逞しい体型

―長距離レースに向いている競走馬の特徴

・胴、足が長い
・シルエットが長方形
・首は細く長い(※)
・無駄肉がなく、シャープな体型

(※)一完歩…馬の歩幅の事。レース時7~8m

必ずしも、上記の特徴が当てはまるわけではありませんが、予想する上で知っておいて損はないかもしれません。

 

脚質

レース中にどの位置にいると能力を発揮しやすいかを表します。

―逃げ馬
レース開始直後から先頭に立ち、レースを引っ張る馬。
自分だけしか逃げ馬がいないレースが有利ですが、ハイペースになるほど先頭を走る逃げ馬の負担が大きくなる。

―先行馬
逃げ馬のすぐ後ろからチャンスを伺い、前のスタミナが切れてきたところで前に出る馬。
逃げ馬がいない、または少ないレースがスローペースになりやすく狙い目で、ハイペースは不利になる。

―差し馬
中団~後方の位置で競馬を進め、第4コーナー前後から徐々に前との差を詰めていき、 最後の直線で差し切る馬。
中京競馬場や東京競馬場などの直線が長いコースで、かつハイペースが見込まれる場合は有利になるが、
スローペースになってしまうと逃げ馬や先行馬のスタミナが最後まで持つため不利になる。

―追い込み馬
集団のほぼ最後方に位置し、最後の直線で他馬を一気に抜き去る馬。
ハイペースとなり、逃げ・先行馬が崩れる展開が理想。
最後方からの競馬となるため、前の馬が壁になったり、大外を回って距離をロスしたりしてしまう。

 

馬場状態

馬場状態とは、コースの状態を表す単位のようなものです。
馬場状態を表す単位として、良馬場・稍重馬場・重馬場・不良馬場の4種類があります。

―良馬場

馬場状態では1番含水量が少ない馬場。
芝コースの場合は1番スピードが出やすいため、実力通りの結果が出やすい状態。

―稍重馬場
重馬場よりも乾燥している馬場状態のこと。
ダートコースの場合は湿り気があるこの馬場の方が、良馬場よりも走りやすい傾向にある。

―重馬場
稍重よりも水分量が多く、不良馬場よりは少ない馬場。
「馬場が悪化した」といわれる基準が、この馬場状態。
ダートコースは、重馬場の方が速くなる場合もあるのに対し、芝コースでは重馬場になると、
走破タイムが良馬場に比べて数秒程遅くなる。

―不良馬場
重馬場よりも含水量が高い馬場状態のこと。
ダートコースでは水が浮き出てきて、水たまり状態になっている。
芝レースは時計が遅くなる傾向があり、ダートコースは重馬場よりも時計が速くなる傾向にある。

 

今回は『馬の適性』を調べてみましたが、馬によって走るレースの向き不向きがあるのが分かりました!
(どうやら他にも調べなきゃいけないことがたくさんあるようですが・・・)

 

予想したいレースがどのようなレースなのかをよく知った上で、
出馬している馬の中でレースに適している馬はどの馬か、みなさんも是非調べて予想してみてください☆

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