デビューを控える2歳馬ワンダフルトゥデイ
2021/12/24
カテゴリ:馬のはなし / 色々なはなし / 人のはなし
前谷牧場デビューを控える馬達の紹介です。
デビュー戦が楽しみな期待の新馬達。
第三弾は
ワンダフルトゥデイ
父マジェスティックウォリアー
母エリモトゥデイ
馬主 京都サラブレッドクラブ 様
厩舎 中尾秀正 様
10月11日に北海道森本ステーブルを無事に出発し、現在宇治田原優駿ステーブルで入厩に向けて調整され、11月10日に栗東中尾厩舎に入厩したそうです。
ゲート試験もすんなりと合格して、発馬は水準くらいと聞いています。
12月8日(水)
坂路4F56.2-41.0-26.3-12.7。終いを少し伸ばしましたけど、だいぶ背腰に力が付いてきている感じだそうです。
前のめりだったフォームが、徐々に後ろも使えるようになり、バランスが良くなってきたように映ります。
馬体重は502㌔。入厩当初と比較すると、10㌔ほど増えていると、聞いています。
12月22日(水)
坂路4F53.1-39.0-25.1-12.2。
12月25日(土)
阪神6レースD1400m和田竜二騎手でデビューが決まりました。
ディオスコリダーの弟として、産まれた時から、沢山の人の期待を背負ってきました。
ディオスコリダーの当時の印象と同じく、脚長ですらっと薄めの馬体で、過去の活躍産駒と共通した体つきをしていました。
派手な顔で、愛嬌があり、人懐っこい性格で、放牧地に行ったら真っ先に来てくれました。
放牧地を駆ける姿は、運動神経が良さそうで、雰囲気の良い馬でした。
中尾先生が来場の際、『大きいところ狙えそうで楽しみだね』と嬉しそうに話しておられたのが、印象に残っています。
兄ディオスコリダーと同じダート短距離から、1800mくらいまでは、こなしてくれたら楽しみも増えるのですが、血統的に闘争心むき出しで、操縦不能にならないか、今から明日のレースが心配な一面もあります。
▲弟の活躍を静内から見守るディオスコリダー
育成場や関係者の前評判通り走ってくれれば、京都サラブレッドクラブの目玉として活躍してくれるのでは?と期待しています。
愛情一杯育てた生産馬の活躍で、京都サラブレッドクラブの会員の皆様と喜びを共有出来れば最高ですね。
応援宜しくお願い致します。