もくしでつなぐプロジェクト2頭目!〜繁殖牝馬ロマネクイーン紹介〜
2018/04/13
カテゴリ:馬のはなし / 色々なはなし / 人のはなし
4月10日出産予定日の母、ロマネクイーンが4月11日の夜11時に初仔を出産。
父リオンディーズの牝馬で初仔の為、やや小さいがとても元気良くしっかりとしていている。
ロマネクイーンは先日出産を終えたマイネリスペクトの妹。
この2頭は自己生産馬であり今では祖母にあたるリストレーションがロマネクイーンを出産後に大動脈破裂の為亡くなってしまい、乳母馬(ばんえい競馬で使われてる重種馬など気性の比較的穏やかな馬が母親が亡くなったり育児拒否された仔馬の育てる役)を使い育った。
のちに1歳となりセレクションセールへ上場し、売却後に買って下さったオーナー様に「引退後は無理でなければ牧場へ帰って来て欲しい」とお願いしたところ、約束してもらえ無事今に至る。
小さな牧場でも生産馬がこうして帰って来てまた母馬と言う第2の馬生を送る事が出来大変嬉しく思うし、
お互い姉妹だとわかっているのか初対面した時もケンカもせず仲良くすぐに寄り添って放牧地で草を食べてる姿を見た時は本当にほっとした。
今後も牝馬なら帰って来て欲しいと思えるような馬を生産していきたいと思います。
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この記事のコメント
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コメントありがとうございます。
上野牧場の上野です。エピファネイア・リオンディーズの産駒はみんな立派な馬ばかりですしきっとそれなりに成績も付いてくるのではと思います。
もちろん牡が産まれてくれると嬉しいですが、血統が良かったり思い入れがあれば二代、三代となってもその血筋を残していきたいですね。売り先が付き合いの無い馬主さんでしたら帰ってくる事は難しいですが、そうなっても良いように種牡馬を選んで配合して帰ってきた馬がロマネクイーンとマイネリスペクトでしたのでいつか強い馬が出る事を楽しみに、そしてこれからも大切にしていきたいと思います。
応援よろしくお願います!
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シーザリオが大好きだった影響で、エピファネイアとリオンディーズの現役時代はもちろんですが種牡馬入りしてからも、どんな子供が産まれているのかとても気にしながら過ごしています。中小の牧場さんでは牡馬の方がセリで高い値がつくので、牝馬が産まれてくるとどうなのかな?と思っていましたが、今後も牝馬なら帰って来て欲しいと思えるような馬を…という言葉に安心しました。今年もエピファネイア・リオンディーズ満口と聞いていますので(半弟のサートゥルナーリアの活躍も後押し?)とても楽しみです!