今年の初勝ちはアヴォンリー号でした
2019/01/22
カテゴリ:馬のはなし
今年初めての投稿になります。
なかなか更新できていませんが、今年もよろしくお願いします。
さて、当場生産馬の今年の初勝ちはアヴォンリー号でした。
【1歳当時のアヴォンリー】
1月19日の中山第4R(ダ1200)に出走したアヴォンリー。
当場にいた頃からややカリカリした気性をしていて、その影響もあってか、本格的に馬体がふっくらしてきたのは1歳夏以降だったと記憶しています。(写真は1歳秋の育成場へ移動する直前のもの)
育成場でもそういう気性が出ていたようで、なかなか馬体重が増えていかない時期もありました。
この時期まで待ってじっくり厩舎に仕上げていただき、また2回の除外を経ての今回の出走ということで、結果的に十分な乗り込みができていたようです。
気の良いタイプでスピードがあると調教師の先生からは聞いていましたが、レースでは道中先頭をキープすると、最後の直線では2着馬に並ばれましたがその分また伸びて見事に勝ってくれました。
血統的には、当場生産馬のG1勝ち馬ローレルゲレイロの従妹にあたる馬なので、将来の繁殖としても期待している牝馬です。
そのアヴォンリーと同世代で、2歳戦で勝ち上がっていたターファイトクラブ提供馬のオーパキャマラードが、1月20日の3歳500万下に出走して見事2勝目を挙げてくれました。
勝ち上がりは芝1200でしたが、今回は米国で実績のある種牡馬ダンカークの産駒ということもあり、はじめてダートを使うことになりました。
京都のダート1400だったために芝スタートでしたが、ダートとの変わり目に少し戸惑ったものの、道中は折り合いながら3コーナーあたりから徐々に進出。
最後の直線ではしっかりと伸びてきて2着馬をハナ差交わして見事に勝ってくれました。
切れる脚はありませんが、ジワジワと長い脚を使うタイプの馬なので、距離はもう少し伸びても良さそうな印象です。
このあと芝路線に戻るのか、ダート路線で適性を示していくのかはまだわかりませんが、出資会員の皆さまの想いを乗せてまた頑張る姿を見せてほしいと思います。
なお、オーパキャマラードの血統に関する紹介記事は以下のリンクからご参照ください。
【血統・配合】オーパキャマラード(クロワラモーの2016 牝 ターファイトクラブ提供馬)