人と馬を通じて〜繁殖牝馬紹介
ダイヤモンドハート
父:ダイワメジャー
母:エスティメーション
出会いは彼女が一歳の12月頃、オーナーが購入した馬を調教師と二風谷ファームへ見に行ったのがきっかけでした。
馬の印象はとても大人しく何処を触っても嫌がらず顔を触っているととても可愛いと思ったのを今でも覚えている。
競走馬となりJRAへ所属し新馬戦では1番人気となったが5着。2戦目も4着。
その後もなかなか勝てず脚部不安もあり地方へ転入し、無事勝つ事は出来ましたが、脚部不安の為思うような競馬が出来ず引退。
そして、オーナーから「繁殖牝馬にどうですか?」とお話しをもらい迷わず「是非!」と答えた。
馬格もしっかりし、とにかくトモ幅が立派なタイプ。
牧場へ来てから性格はなかなかキツイタイプで分娩も心配でしたが、出産後はすっかりお母さんとなり人にも馬にも優しく扱いやすい母馬となってくれた。
また、二風谷ファームにダイヤモンドハートを見に行ったことである人と再会ができた。
私の出身校、静内農業高校の実習などでお世話になった稲原先生(現二風谷ファーム専務)と卒業以来の再会。
その後セリ場ではもちろん、共通のお客様と食事をしたり、仕事の話をしたり、Pacallaの話をしたり。
当時は先生と生徒という関係から、今では同業者として親しくしてもらえ、再会へ繋げてくれたのはダイヤモンドハートのおかげのような気もする。
今年初仔の父シニスターミニスターの牡馬。
トモが立派になりそうな感じは母に似たのかな?
そんな想い出があるダイヤモンドハートの紹介でした。