【ローレルクラブ様】アモーレジョディー号 その2
こんにちは。ヤシ・レーシングランチの八嶋です。
前回記事の続編でアモーレジョディーの調教面のご説明をさせて頂きます。
まずリクエストがありました前のめりな走行時のフォームの修正と、ハミ当たりの改善、
また前向きすぎる気持ちのコントロールにテーマを置き日々取り組んでまいりました。
ここでは具体的な修正具や方法は割愛させて頂きますが、まず常につけていたメンコは無しにしました。
今までは口が利かず、馬だけの気持ちで突っ走っていましたので外すのは少々(いや、かなりw)勇気のいる事でしたが、外した事により騎乗時にアモーレジョディーの耳が騎乗者の方を観察し、人馬で少し会話が出来るようになりました。これに気付けたのは調教を進める上で大変大きな一歩でした。
限られた1ヶ月という期間でスタッフ一同悩みに悩み取り組んできた事をテストする意味合いも含め移動前日の本日、坂路コースにて単騎で追い切りました。
これまでの坂路での追い切りでは、テンでハミをガツンとさらい、前傾ラップになっていたそうなので、本日はテンゆっくり入り徐々にシフトアップしての後傾ラップの中でのコントロール性に主眼を置きました。
落ち着いて折り合っているとは決して言えませんが、耳は騎乗者を観察し騎乗者の指示があるまではしっかり我慢し14.1-13.4-12.9と練習の成果を示してくれました。
ただこれは静かな環境の育成場での話。
競馬場ではテンションも上がり、そうはいかないかもしれません。
しかしこの1ヶ月間が彼女になんらかの影響を与えてくれることと信じています。
▼6月21日撮影 416kg
▼7月26日撮影 466kg
1頭と向き合う素晴らしい1ヶ月間で色々学ばせて頂き、アモーレに感謝しなければならないのは私たちの方だと思っています。
良い競走成績、またなにより無事にレースを終える事を願っています。
頑張れ!アモーレジョディー(^^)