素人から玄人へ~30代から始めた馬生活~その1
スタッフの中野です。
私は30歳から馬と関わる仕事を始めました。それまでは全く馬とは関係のない仕事でしたので何も知らない素人からのスタートでした。
まず改めて私の自己紹介からしようと思います。
中野和也(なかの かずや)現在32歳。育成牧場であるむかわ町のU.F.F Racing Clubのスタッフとして勤務しています。前職は管理栄養士として介護施設の献立作成等をメインとした業務を行う仕事をしていました。なので馬とは無縁の状態でした。
そんな中代表である日野が独立して育成牧場をやるということを聞きました。大学時代から日野とは交友があり以前からその芯の強さや必ずやり遂げる意志の強さなど尊敬しており、一緒に仕事がしてみたいと思っていました。馬の仕事というのにも興味があり管理栄養士をやめ馬の世界に飛び込みました。
日高に来たときはまず日野の知り合いの生産牧場で半年ほどお世話になりました。
最初はホークの持ち方すらままならないような状態でしたが母馬と仔馬の2頭引きで放牧、集牧をできるようになるまでになりました。
そのあと、当時独立前に日野が務めていた育成牧場に一緒にお世話になることになりそこで育成馬の基礎を学びました。
馬房掃除、馬の手入れ、餌の管理、馬の健康状態のチェック、調教馬の曳き馬、馬装など育成牧場は時間がシビアな中やることも多く覚えるのに苦労しました。
私は騎乗ができないのでこれらのいわゆる下作業を完璧にできるようになろうと思いとにかく必死でいろいろなことを学びました。
そして馬の生活から1年後に日野が正式に独立し「U.F.F Racing Club」を開業し私はそこのスタッフとしての生活が新たに始まりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回から私が素人からチャレンジしてきたことを振り返っていくシリーズを書いていこうと思います。
馬の仕事は何歳からでもできますし大変なことも多いかもしれませんが充実した人生を送れるということをお伝えできればと思います。
次回は「30代から始めた乗馬」を書きたいと思います。
次回をお楽しみにしてください。