これからは科学的に!心拍測定が活躍!
スタッフの中野です。
今年ももう一ヶ月が経とうとしています。時間が経つのはあっと言う間です。
一日、一時間、一秒を大切に過ごしたいと思います。
さて、私たちの牧場では定期的に馬の心拍を計っています。
競馬界も科学が進歩してきて心臓の強さを計り競争に役立てています。
あのディープインパクトもやはり心臓が強かったそうです。
では、どのような心拍をしていると心臓が強いと言えるのか?
最高心拍が200を超えたあと100に落ちるまでのスピードがいかに速いか。というのが指標になります。
このスピードがディープインパクトはたった3分だったということです。
通常は10分以上かかるそうです。
心臓は筋肉でできているので脚力を鍛えるのと同時に鍛えられ大きくなります。
しかし、個体差があるので大きくするにも限界はあります。
また、息が苦しくなるトレーニングをすることで一回の心拍の量を増やすことができます。
そうすることで同じ一回でもより多くの酸素と栄養を体中に運ぶことができるので
パフォーマンスも向上します。
そして、その息が苦しい付加のトレーニングを見極めるのに必要なのが心拍計ということです。
心拍を定期的に測定することで今後どのような調教をしていくべきか。というプランを立てる目安になります。
ただ闇雲に調教を行うのではなく、根拠に基づいて調教をしていく。
今後はこのような育成がもっと必要になってくるのではないかと感じています。