元栄養士が馬にできること
スタッフの中野です。
先日、自己紹介をさせていただいた通り私は前職、管理栄養士として勤務していました。
食べたものが体を作っている。よく言いますが本当にその通りだと思います。
自分の食生活を見直してみても乱れた食生活では体の調子が悪くなり、逆に規則正しい食生活では体調が良くなっていることを実感します。
なので同じ生き物である馬も当然同じだと思います。
馬は人と消化の経路はほぼ一緒で大きさが違うという所と食物繊維が分解できる酵素が馬にはあるという所が一番の違いです。
厩舎にいる馬は自分で餌を選ぶことができませんので私たちが飼糧の種類や量を選んで与えます。
なので自分たちの考えや行動1つで馬の体が変わるということです。このことをしっかり意識してやらなくてはいけません。
今は配合飼料というとても便利なものがありほとんどの栄養素がそれで網羅されています。
しかし、個体で吸収の状態、調教状況、体調、いろいろな環境要因が加わるとその通りには行きません。
人の場合もその人の体調、嗜好、残食状況などを確認しながらサプリメントなどをうまく使い献立を管理していました。
この経験を活かし馬にとってベスト食事を毎日提供できるホースマンになりたいと思います。