ブラッシングとコミュニケーション
スタッフの中野です。
毎日、馬にブラッシングをして綺麗にしていくわけですがブラッシングの意味は
単に体を綺麗にしてあげるだけではないと思います。
基本は体に溜まったフケを払ってあげることで綺麗にして皮膚病の予防などをすること
ですが、馬との信頼関係を築くのにもとても有効な行為だと思います。
特に1歳の馬はブラシすること自体にも慣れていなので人間がする行為が危険ではなく
むしろ気持ちいことだと教えることが大切です。
ブラシを掛けながらこの馬はここが特に嫌がるなとか、逆にここはすごい気持ちよさそうとか馬によって全く変わってきます。
人がする行為が危険ではないとわかってくれれば警戒心も少なくなりブラシだけでなく
今後していく馬装などもやりやすくなっていくはずです。
馬はとにかく警戒心が強いので人は危害を加えない生き物だということを教えていくことが大切です。
そのコミュニケーションツールのひとつがブラッシングだと思うので、毎日一頭一頭気持ちを込めてやっていくことを忘れずに日々接していこうと思います。
ブラシをされて気持ちよさそうなプロフェスール
話は変わりますが初めて馬に乗って約5カ月、ついに障害を跳ぶことができました。と言っても小さなクロス障害ですが、、、。
馬も人も初めての障害で全く上手くできません。
そもそも跳ぶ以前の問題です。
馬を元気良く動かして、コントロールするといった基本が全くできていない事を痛感させられました。
何事も基本が大切であり、自分の事だけでなく馬の事を考え、載せてもらってるんだということを肝に銘じて普段の仕事に生かしていきたいです。
そもそも馬がいること、馬に触らせてもらってることが当たり前じゃないということを改めて思いました。