セカンドライフ
こんにちは。
二風谷ファームの専務です。
競馬ファンの皆様に知ってもらいたい事があります。
それは牧場で産まれ育ち、競馬場で走り終えた馬たちの行き末を…
サラブレッドの生産頭数は年間、約7000頭弱います。
その中でサラブレッドの宿命である競走馬になれる頭数は全頭ではありません。
無事に競走馬になれてもいずれは引退しなければなりません。
重賞レースを勝った優れた牡馬は種牡馬になれます。
牝馬は血統や競走成績が優れていれば繁殖牝馬になれますが、
大半の牡馬やセン馬(去勢馬)はどのようになってしまうかご存じでしょうか?
今回、知ってもらいたい事はサラブレッドのセカンドライフなのです。
それは平成30年6月5日と6日に行われる第6回内国産乗用馬市場です。
もしかするとサラブレッドの生産牧場の方でも知らないセリかも知れません。
今回の内国産乗用馬市場の参加頭数は55頭。
その中でサラブレッドの頭数は29頭です。
競走馬としての役目を終えて乗用馬としての訓練を行い、馬場馬術馬や障害飛越馬として購買されます。
実は今回の内国産乗用馬市場に偶然にも二風谷ファームの生産馬が上場されていたのです。
馬名はレオジャスティス
兄はオープン馬だったシェルビーです。
レオジャスティスはサマーセールで購買されJRAで2戦して引退しました。
生産牧場は意外と競馬を引退した生産馬の行き先はわからない事が多く、このような形で会えることは珍しいことなのです。
引退後は厳しい現実が多い中、いい人に巡り会えてセカンドライフで頑張っている馬がいるってことを皆さんに知ってもらいたいのです。
もっともっと書きたいことがありますが、内国産乗用馬市場のレオジャスティスの結果を見て書きたいと思います。
▼内国産乗馬市場のサイトはこちら
https://www.japan-horsesale.com/