歯の治療
こんにちは。
二風谷ファームの専務です。
1歳馬のセールも無事に終わり、育成部門は1歳馬の馴致が始まっています。
馬銜や鞍を付ける事も大事なことではありますが、馴致が一通り終わって人間との関係性を築けた馬達は一休みさせている間に歯の治療を行います。
なぜ歯を治療するかと言いますと…
歯が馬銜に当たらないようにすることと噛み合わせを良くして飼い食いを良くすることです。
まずは個体差がありますが左右にある狼歯の有無や歯の尖りをチェックします。
その後は上の歯と下の歯をヤスリで尖りを削り平らにして滑らかにします。
そして狼歯があれば抜歯します。
人間もそうだと思いますが歯に違和感があると気になって憂鬱になりますよね?
歯の治療により育成馬が馬銜に対して嫌がらず騎乗時にコントロール効くようになります。
その後は6ヵ月毎にチェックして馬の口の中をハッピーにしています。
ざっーっと簡単には書きましたが馬の歯の事に興味を持った方は是非詳しく調べてみてください。