もくしでつなぐプロジェクト(2)
2月2日、当場繫養の繁殖牝馬ハーランズルビー号がドゥラメンテの牝馬を出産しました。
この当歳牝駒は、当場生産馬で先月のG2日経新春杯を勝ったモズベッロ号(牡4歳、父ディープブリランテ)の半妹になります。
当場期待のこの牝駒に、今年のもくしでつなぐプロジェクト2頭目として参加させてもらうことにしました。
立ち姿に品がある牝馬で、明るい鹿毛と柔軟性のある馬体は半兄モズベッロに似た特徴です。
当場では今年2頭目となるドゥラメンテ産駒ですが、1月11日に生まれたアメージングムーンの2020(牡)もバランスの取れた好馬体の持ち主で、この牡駒は素軽いながらもしっかりした牡馬らしい体つきをしています。
ハーランズルビーの2020のほうは牝馬らしいしなやかさを備えた馬体で、母系が異なるということもありますが、このあたりは牡牝の違いが出ているのかもしれません。
母馬のハーランズルビーが賢い気性をしているので、この牝駒も上手に育ててくれるでしょう。
もくしを作ってくださった方へ。
「無事之名馬」のメッセージを下さったように、元気に成長して無事に競走馬としてデビューできるように、当場としてもしっかりと成長のサポートをしていきます。
半兄に重賞勝ち馬がいるドゥラメンテ産駒ということで注目されることもあると思いますが、その期待に応えられるだけの馬体はしていると思っています。
どうか今後も彼女の成長を見守ってあげてください。
もくしをありがとうございました。