有馬記念は2着と8着
12月26日、当場生産馬であるディープボンドとモズベッロがG1有馬記念に出走するということで、現地応援する機会を得たので中山競馬場まで応援に行ってきました。
ディープボンドのほうは、パドックでも終始外目を歩いて適度な気合が乗っているように映り、パドックから見る出来は非常に良く映りました。
一方のモズベッロは、夏負けから調子が上がってこないなかで絶好調には映りませんでしたが、寒い時期を迎えて以前よりは調子が良さそうに見えました。
レースではモズベッロがやや出遅れ気味にスタートを切るなか、ディープボンドはいつも通りの好スタートで内枠を活かしながら好位を追走していきます。
道中ではディープボンドが中団より前目でインコースから追走し、モズベッロは後方からの競馬に。
そして、3コーナーあたりから2頭ともそれぞれポジションを上げるようにペースアップして、最後の直線に向かいます。
最後の直線では、それまでインから経済コースを通ってきたディープボンドが前の馬を交わして先頭へ躍り出ようとするところへ、さらにその外から1番人気のエフフォーリアがグングンと伸びてきます。
ディープボンドもしぶとく伸びていきますが、最後は切れ負けして優勝したエフフォーリアに3/4馬身差及ばずの2着でした。
また、モズベッロも今回の調子のなかでは良く伸びたと思いますし、その結果8着でした。
G1有馬記念というグランプリの舞台で、2頭とも本当によく頑張ってくれました。
現地応援していた自分としても、有馬記念に生産馬が2頭出走するというのは一生に一度あるかないかの出来事だと思うので、それを現地で見ることができて大変嬉しかったです。
来年に向けては、2頭ともその距離適性から春の路線は少し違ってくるかなとは思いますが、いずれにしてもこれからも無事に競走生活を送ってほしいと願っています。