セレクトセール終了!
初日は1歳馬239頭が上場され、総売上107億3200万円を叩き出した今年のセレクトセール初日。
1歳馬セリ史上最高額だった昨年の96億7450万円を大きく上回り、1頭あたりの平均落札価格も4834万円と過去最高を記録しました。
改めてセレクトセールの価値、そして上場されたディープインパクトやロードカナロアの人気、ノーザンファーム生産馬の存在感を見せつけられました。これ以上ないインパクトでしたが、2日目の当歳市場もまた凄かったです。
この日に上場されたのは216頭で、売却は194頭。その売却率は89.8%とやはり高水準。落札総額は97億8400万円で、1億円超えの高額落札は20頭。100億円に届かず初日に比べれば減少という見方もあるが、上場頭数は1日目より23頭少ないし、さらに今年よりも11頭多い205頭が落札された昨年の約82億からは大幅増。
その要因は平均落札価格が昨年の約4028万円から約5043万円と大幅アップしており、改めて上場馬の質の高さが浮き彫りとなった。2日間の合計落札額は200億円を超えており、まさに大成功だったといえるだろう。
2日目の注目はやはり新種牡馬!
今年誕生した新種牡馬も多く上場されており、例えばキタサンブラックやイスラボニータ、アメリカから輸入したドレファンなどなかなか話題性に富んだラインナップといえる。
セレクトセールで、やはりディープインパクト産駒は人気ナンバー1。
1歳馬が合計22億3900万円、当歳馬が合計16億9200万円で2日合わせて39億3100万円と破格の成績でした。
セレクトセール2019 販売者トップ10
①ノーザンレーシング 78億2100万円(106頭 7378万円/頭)
②ノーザンファーム 53億2700万円(75頭 7103万円/頭)
③社台ファーム 31億3550万円(94頭 3336万円/頭)
④レイクヴィラファーム 6億9000万円(18頭 3833万円/頭)
⑤追分ファーム 6億700万円(17頭 3571万円/頭)
⑥千代田牧場 5億6750万円(13頭 4365万円/頭)
⑦岡田スタッド 3億400万円(6頭 5067万円/頭)
⑧下河辺牧場 2億4300万円(5頭 4860万円/頭)
⑨矢野牧場 2億4000万円(3頭 8000万円/頭)
⑩高昭牧場 1億1150万円(6頭 1858万円/頭)
前谷牧場は上場ばゼロ。
いずれこの中に割って入れる牧場にしたいですね!