ガンコの帰る家!
競馬界では2月末は卒業の季節になります。
今年も2月一杯で定年。引退する調教師さんが何名かいらっしゃいました。
この業界の大先輩方に本当にお疲れ様でした。とお伝えしたい気持ちです。
ちなみに前谷牧場の生産馬で引退により転厩が決まっている馬が一頭います。
昨年の日経賞に勝利したガンコです。
2015年7月15日のデビュー以来、苦楽を共にし、お世話になった松元厩舎から転厩する事は、北海道でマッタリと遊んでいるガンコはまだ知らない事でしょう。
昨年の秋から次の転厩先はオーナーである杉澤光雄様より「武英智」厩舎に行くという事は聞いていました。杉澤さんの中では、武英智調教師が調教師試験に合格したくらいの時から決めていたみたいです。
武英智先生は元騎手で、1999年領家政蔵厩舎所属で騎手デビューしました。
同期には北村宏司、高田潤、二本柳壮らがいるそうです。
この年には22勝を挙げ、中央競馬関西放送記者クラブ賞(新人騎手賞)を受賞しました。
領家政蔵調教師に馬を預けていた杉澤さんに、「弟子だった武英智が調教師になったから預けてやって」これが最初のきっかけだったみたいです。深い話をここで書いてしまいますと、怒られてしまうかもしれませんので控えさせて頂きますが、杉澤さんの人情味ある人柄が溢れる話しなのは確かです。
武英智先生は、度々牧場に足を運んでくれます。はじめてご来場頂いた時から、とても話しやすく、一生懸命で、凄くイケメンな調教師さんだなと思いました。先日改めて「ガンコを宜しくお願い致します」と私からもお願い致しました。武英智先生「復活出来るよう精一杯頑張ります。」と力強いお言葉を頂きました。
松元厩舎が解散するのは、とても寂しいですが、新たなチームで復活を目指して欲しいですね。
このままでは、終わらせない、新たなチームガンコにひと暴れを期待しています。
改めて松元厩舎の皆様、今までどうもありがとうございました。
武英智厩舎の皆様、どうぞよろしくお願い致します。