幸せな馬生 スイングダンサー
前谷牧場で生まれ競走馬としてのデビューは出来なかったですが、
乗用馬として馬術の世界で第二の馬生をおくっていたスイングダンサーが昨年9月に28歳で永眠致しましたと連絡がありました。
競走馬名:サクラホワイトオー
父サクラショウリ
母サクラフルサト
1990年3月21日生まれ
私は東京農業大学の馬術部で活動していた時に、このスイングダンサーの事を知りました。
当時父から埼玉の乗馬クラブの人が訪ねて来てくれたと連絡がありました。
その方はスイングダンサーの事を凄く可愛がってくれていたらしく、生産牧場である前谷牧場にスイングダンサーを生産して頂きありがとうございますと、故郷を訪ねてくれました。
残念ながらお母さん馬はスイングダンサーの出産で亡くなっていた為、もういなかったのですが、とてもスイングダンサーについて嬉しそうに話して行かれたそうです。そんな話しを聞いて、たまたま、馬術の競技会でスイングダンサーの名前を見つけて、厩舎に会いに行ったのを覚えています。
先日スイングダンサーとの思い出写真と感謝の手紙を頂き、手紙を読んで長くに渡りパートナーとして、人馬一体になり、幸せな第2の馬生を過ごしたんだなと、凄く嬉しく、感謝の気持ちで一杯になりました。
今回はスイングダンサーの追悼と、パートナーの方に感謝の意を込めて記事にさせていただきました。
生産馬を愛し、幸せな馬生をおくらせて頂きどうもありがとうございました。