ジャパンカップを終えて
ジャパンカップにガンコが出走しました。
ドキドキワクワクした気持ちの中、私は日曜日の朝に東京競馬場に応援に行ってきました。
G1レースでのパドックの雰囲気は格別なもので、良い経験をさせてもらいました。
レースは出走馬主席で、馬主の杉澤さんと観戦したのですが、ジャパンカップのファンファーレがなり、こんな凄いレースに出れて、込み上げるものがありました。
結果は12着、アーモンドアイの次元の違う走りに、圧倒されました。
負けて「勝ちタイムが・・・。馬場が合わない・・・。」って思ってもキリがないですし。
それよりも、反省とは別に「秋1番の仕上がりだった。ガンコらしい競馬だったから仕方ない」って思えました。見る限り最後の最後まで諦めずに戦っていました。
この場所に連れてきてくれたガンコには、改めて感謝の気持ちで一杯です。
この厳しいレースがきっとガンコをまた1つ成長させてくれると信じています。
私としては、生産馬がジャパンカップに出走出来たという自信はついたと思っています。
でも、コレは本当のチカラがついたわけじゃないですし、まだまだ足りません。
あくまでも一つの経験が出来たって事。
でも、ガンコのお陰で当牧場からでも出走出来るって事を知れたのもすばらしい事だと思いました。
勝ったからもう満足ということでもないし、負けたからもうダメだってもんでもないですが、結果はあくまでも次のステップに使う物であって、進化をやめるってもんじゃない。
今大事なのは「出来た」という経験を沢山積む事だと思います。
アーモンドアイの強さを目の当たりにして、表彰式も目に焼き付けて来ました。
いつかあの場所に立てる日を夢見て、努力と経験を積み重ねて行きます。
私は私なりの戦い方で。
最後に今回のジャパンカップには、北海道から大親友の上野くん、そして東京からパカラの編集長、全国各地から仲間が応援に来てくれました。パドックにはガンコの横断幕や前谷牧場の横断幕、関係者皆んなが喜んでいました。
レース前ファンの温かい応援メッセージやレース後の励ましのメッセージも多数頂き、嬉しかったです。
関係者を代表して心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
今後ともガンコを含め、前谷牧場生産馬の応援よろしくお願い致します。