グランレイ朝日杯3着
12月15日に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティS(2歳・牡牝・GI・芝1600m)
に生産馬グランレイが出走しました。
グランレイ
父 ルーラーシップ
母 ミラクルベリー
馬主 名古屋友豊 様
池添学 厩舎
12月15日の朝、北海道では、雪が薄らと降っていて、出発予定よりも早く牧場を出ました。
前日の夜は生産馬の晴れ舞台を見に行くのが楽しみで、中々寝付けず、朝眠い目を擦りながらの運転でした。
競馬場に到着して、馬主の名古屋友豊様の計らいで、出走馬主昼食会に参加させていただきました。
昼食会には、朝日杯に勝利した馬に送られる優勝レイや、馬主さんに送られる記念品などが展示されていて、出走される関係者が、各々愛馬の活躍に期待感を持ってパーティーに参加していました。
グランレイの馬主、名古屋友豊様の関係者の方とは、昨年のサマープレミアムセール以来の再会でした。
阪神競馬場では、7レースにイバルも出走していて、前走の未勝利戦では、良い勝ち方をしていて、イバルのレースも楽しみでした。
スタートが決まって先頭から2、3番手でレースを進めました。
直線に向いて、食らいついていたのですが、最後進路が狭くなる場面もあって、悔しい6着、負けはしましたが、このクラスでも十分に戦って行けそうな競馬をしてくれました。
グランレイのパドックがはじまり、こちらも馬主様の計らいによりパドックの内馬場に入れて頂きました。
内馬場から生産馬を見るのは格別で、G1に出走しないと出来ない事なので、この場所に連れてきてくれたグランレイには「ありがとう」と伝えました。
ファンファーレがなりいよいよ朝日杯の発走!
スタートで出遅れ、後方2番手からの競馬になりました。冷静な池添騎手に導かれ、直線外に出すと、エンジン全開でグイグイと伸びてくれました。
14番人気の低評価の中、456キロと牡馬にしては、けして大きな馬体ではない彼が、大外から一生懸命追い込む姿は、私の励みになりました。馬と真摯に向き合い、誠実に今までやってきた事に、彼がしっかりと結果として残してくれました。
負けて喜ぶのは、勝負の世界において、駄目なのかもしれませんが、これまで、コツコツとやってきて、G1の晴れ舞台で3着になった事が、素直に嬉しく、ホースマンとしての自信にもなりました。
慌てずコツコツと!
今回は3着だったけど、いずれG1に勝てる牧場に成長して行ければと思います。
まだまだ幼く調整がとても大変な中、素晴らしく良い状態で、朝日杯に出走させてくれた、池添学厩舎の皆さん、そして、いつも温かい目で見守ってくれている名古屋友豊の山口様には、感謝の気持ちで一杯です。
来年はチームグランレイ にとって素晴らしい年になる事を願っています。
最後に、グランレイの応援をしてくれた、皆さま、レース後に沢山のコメントをくれた皆様、誠にありがとうございました。
今後とも前谷牧場の生産馬を含めグランレイの応援宜しくお願い致します。
勝者の喜びをしっかりと見届けて今日からの活力に!