馬産地にゆかりのある競馬BAR! 『Ahalteke(アハルテケ)』に行ってみた。

2018/09/10

カテゴリ:人のはなし / Pacallaオリジナル

7月某日…。

Pacalla編集部は「西荻窪に、馬産地にゆかりのあるバーがあるよ」というタレコミを受け、中央・総武線西荻窪駅から徒歩7分、その名も『Ahalteke(アハルテケ)』というバーにやってきました。
》参考:アハルテケ(Wikipedia)

店内はとてもおしゃれで本格的な競馬BARといった雰囲気。
お酒(バーボンの専門店です!)はもちろんのこと、競馬関連の書籍やグリーンチャンネルの大画面放送などが楽しめます。

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確かに素敵な競馬BARだけど…
馬産地の要素はどこに?と思ったら大間違い!

Ahaltekeのマスター『Yasuさん』。
この人こそが、馬産地にとってもゆかりのある方だったのです。

Yasuさん

そんなわけで、お店の魅力は実際に皆さんに足を運んで知っていただくとして(笑)。
今回、PacallaではYasuさんの人となりをご紹介したいと思います。

 

北海道・新ひだか町からアメリカへ

― 今日はよろしくお願いします。さっそくですが簡単に生い立ちを教えてください。
やはり、馬産地のご出身なんでしょうか?

こちらこそお越しいただいてありがとうございます!
僕は北海道の新ひだか町(三石本桐)で生まれ、4人兄弟の末っ子として育ちました。
馬産地に生まれましたが、実家は自動車の販売や整備をやっている会社です。

―やはり、馬産地のご出身なんですね。ご実家は馬関係のお仕事ではないとのことですが、競馬BARを経営するほど、馬に興味を持ったのはどんなきっかけだったんですか?

実家は自動車屋でしたけど、親戚にサラブレッドの生産牧場をやっている家がありましたし、そうでなくても周りは牧場だらけの環境です(笑)。
幼なじみに牧場の子もいましたし、JRA騎手の畑端省吾も。
まわりの友人たちの影響が一番大きいかなと思います。

高校は普通科を卒業して、東京の語学学校に通った後、アメリカの大学でスポーツ医学を学んでいましたが中退しまして。
カリフォルニア州のUS Equine(※)でインターンとして日米文化交流イベントの手伝いを中心に、

セリや馬の国際輸送に関わる事務仕事などを経験させてもらいました。
それだけでは食べていけないので、カメラマンのアシスタントなども掛け持ちしていましたけど(笑)。

※US Equine:(ユーエスエクワイン)競走馬をはじめとした馬を国際輸送したり、検疫の手配をしたりするアメリカの会社

―スポーツ医学を専攻していたのに、いきなりセリの手伝いですか⁉
しかも異国の地で!もともと馬が好きだったとはいえ、きっかけは何だったのでしょう?

先ほどお話した、幼なじみっていうのがケイアイファームの中村で。
僕が渡米した数年後に、彼も語学や馬、セリの勉強のためにアメリカにやってくることになったんです。
彼のビザや学校、生活環境を整えるのを手伝って、逆にセリの仕事は中村に紹介してもらいました(笑)。
彼のアテンド業務がきっかけで馬の世界に入ったという経緯です。

―ロードカナロアのケイアイファームさん!
馬の世界に足を踏み入れるには、とても心強いサポーターですね。
アメリカにどのくらい滞在していたんですか?

スポーツ医学を学んでいた時期を含めて10年ほど滞在していました。
30歳のときに、この経験を馬産地である地元で活かせないか…と思って帰国を決めました。

 

挫折と新たな競馬文化への貢献のかたち

―なるほど。それでは、帰国の際は東京ではなく北海道に?
日本ではどのように馬との関わってきたんでしょうか。

はい、帰国後は、地元に戻って、『三石軽種馬共同育成センター』に就職しました。
育成がメインの施設ですが、競走馬の販売なども手がけているところです。
僕は厩務員、コンサイナーとして勤務をしていましたが、シンガポールや韓国、フィリピンなどからお客様が見えることも多く、空輸の際は馬に帯同したり、検疫の担当をしたり。

検疫のときは、検疫が終わるまで10日ほどは自分も馬と同じ敷地内で生活をするんですよ。
本当にさまざまな業務に携わることができました。
ただ…その一方で、壁にぶち当たることも多くなってきて…
一度、北海道を離れて、馬とは違う世界で働いてみようと考えるようになりました。

―馬と真剣に向き合うからこその悩み…というのもきっとあるんでしょうね。
それで上京することになるんですか?

はい。
US Equineにいたときに知り合った方が、東京でバーを経営されていたので、その人に相談を。
自分もバーの経営をやってみようと思っていました。
逃げるようにしてやってきた東京で、今までと違う仕事をするんだ…!と思っていたのですが、地元…馬産地への貢献をしたいという気持ちは依然として残ったままで…。

―それで競馬BARというかたちになったんですね。

そうなんです。
競馬BARという形で、遠くからでも、少しでも競馬文化の発展に貢献して、間接的にでもいいから地元の、馬産地の役に立てたらという気持ちです。
近い将来、また違う形、角度から競馬文化へのアプローチをしたいと強く思っています。

―AhaltekeはYasuさんの馬に対する思い、地元愛がたくさん詰まっている競馬BARなんですね…!

 

 

いかがでしたか?
馬産地にとってもゆかりのある、素敵な競馬BARに巡り合うことができました。
Pacalla読者の皆さんも、もし中央線沿線にお越しの際は、ぜひ『Ahalteke』を訪ねてみてくださいね!

 

Ahalteke(アハルテケ)お店情報

Ahalteke
中央・総武線西荻窪駅・徒歩7分
杉並区西荻南2丁目18番7号 アーバンコート荻窪B102号室
月~土:OPEN 20:00~4:00
日:OPEN 12:00~17:00(競馬開催時間)& 18:00~4:00
Facebook:https://www.facebook.com/Ahalteke20180401/
Twitter:https://twitter.com/Ahalteke2018401
Instagram:https://www.instagram.com/ahalteke20180401/

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